

足場解体は最後まで慎重に
笠間市で行っていた外壁塗装・屋上防水工事もいよいよ大詰め。
本日は足場の解体作業を行いました。
ここまで工事は順調に進み、最後の仕上げとなる足場解体。
とはいえ、この工程こそ慎重さが求められる作業です。
足場の撤去時は建物本体や周りにちょっとした接触で傷や破損の恐れがある箇所が多いため、最後まで気を抜けません。
今回も作業前に「ここで物を壊したら今までの苦労が台無しになるから、くれぐれも慎重に」と職人さんたちに声を掛け、万全の体制で作業開始。


さすがはプロの職人。
手際良く足場を解体し、周囲への気配りも徹底。芝の上に部材が落ちることもなく、約半日ほどで全ての足場の撤去が完了しました。
これで今回の工事も無事に完了です。
お客様にも「丁寧にやってくれてありがとう」と喜んでいただきました。


随分附で屋根の現場調査と打ち合わせ
続いて午後からは、**笠間市随分附(なむさんづけ)**に移動。
知り合いの東京の不動産屋さんから、「テナントの屋根について相談したい」との連絡があり、建物オーナー様と日程調整後 現地で打ち合わせをさせていただきました。
現場は**瓦棒屋根(かわらぼうやね)**と呼ばれる、金属製の屋根。
長い棒状の押さえ金具が等間隔に付いている構造で、古い建物や工場・倉庫によく使われている屋根です。
当初、オーナー様は屋根のカバー工法も検討されていました。
これは、既存の屋根の上に新しい屋根材を被せる方法。新品同様にすることができる反面、費用が高くなるため、建物の築年数や劣化状態をよく見極める必要があります。
現地調査の結果、
・雨漏りは発生していない
・一部修理履歴があり、新しい箇所の塗装は完全に劣化している
・その他の部分は全体的にサビが発生
という状況。
緊急性こそないものの、このまま放置すればサビが進行し、穴が開いてしまう可能性もあるため、私は塗装工事を優先でご提案することにしました。
「サビは虫歯と同じで、進行すると手遅れになるので、早めの処置が大切ですよ」とお伝えしました。


お打合せ内容からの今回のご提案内容
今回ご提案は以下の内容で考えています。
*カバー工法は参考程度に
穴空いてしまったら大変なのでサンダーは使用しません。
*高圧洗浄
*理想は寂溶剤2液エポキシ錆止め塗料を2回塗り*弱溶剤2液型の遮熱シリコン塗料を2回塗り
弱溶剤2液塗料とは、耐久性が高く、遮熱効果も期待できる屋根専用の塗料のこと。夏場の室内温度上昇を抑え、省エネ効果も見込めます。
さらに、費用を抑えたい場合のプランとして
*錆止め1回+上塗り2回
*遮熱塗料でない通常の2液シリコン塗料もあわせてご提案予定です。


店舗正面のシーリングも
また、建物正面の窯業系サイディング外壁の目地シーリング(コーキング)も劣化が進んでいたため、縦目地の打ち替えも合わせてご提案しました。
シーリングとは、外壁材の隙間に充填するゴム状の材料で、雨水の侵入を防ぐ重要な部分。経年劣化で硬化・ひび割れが起こるため、定期的な打ち替えが必要です。
今回の調査では、カバー工法よりも塗装で十分対応可能と判断。
費用面・耐久性・建物の築年数を総合的に考え、ベストな施工方法をご提案するのが私たちの役目だと改めて実感しました。
気になる屋根や外壁がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
現場調査からわかりやすいご提案まで、丁寧に対応いたします。
記事内に記載されている金額は2025年07月02日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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