

水戸市堀町にて、瓦棒屋根の遮熱塗装工事が進んでいます。対象は築年数のある平屋住宅。
本日は3日目の作業として、塗装前の下地処理「ケレン作業」に引き続き取り組みました。
断熱塗料「ガイナ」塗膜の実際と現状
この屋根には、過去20年の間に断熱塗料「ガイナ」が3回塗り重ねられています。
メーカー推奨の耐用年数は15〜20年とされていますが、実際の状態は想定よりも厳しく、膨れや剥離が顕著です。
重ね塗りによる塗膜同士の接着不良が原因と見られ、耐候性に疑問が残る状態となっています。


重点工程:手作業でのケレン処理
今回の工事では、まず旧塗膜の除去が必須。
ケレンとは、古い塗膜や錆を削ぎ落とし、新しい塗料との密着性を高める処理工程です。
南面を中心に、手動式のスクレッパーを使って根気強く削り進めました。
- 使用工具:スクレッパー(刃付きのヘラ)
- 作業環境:梯子による昇降(平屋のため足場不要)
真夏の屋根は照り返しが激しく、作業者2人で休憩を挟みながら丁寧に進行しています。


平面部の進捗と課題
3日目時点で、平らな面のケレンはまだ完全には終了していません。
細部や折り曲げ部分では、塗膜がしつこく残り、スクレッパーでも時間がかかっています。
手にマメができるほどの作業量ですが、**「下地処理こそ塗装の寿命を決める」**という信念のもと、妥協せず取り組んでいます。


次工程への備え:高圧洗浄と立ち上がり部への移行
平面部のケレンがほぼ形になりつつあるため、4日目にはその完了と並行して瓦棒の立ち上がり側面のケレン作業へ移行予定。
その後は高圧洗浄へと進み、微細な粉塵や剥離屑を洗い流して塗装面を整えます。
このケレン作業あと2日かかりそうです。
妥協せずに頑張ります。 暑さと手にできたマメの痛みとの闘いです。
この作業が今回の屋根塗装の成功に絶対に必要な作業なので
街の外壁塗装やさん水戸店はただ塗るだけの塗装工事はしません。
どうやったら不具合が出ないか どうやったらより長持ちするか?を考えながら手間を惜しまず完璧な仕上がりを少しでも長い耐久性を考えています。
記事内に記載されている金額は2025年07月30日時点での費用となります。
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