スレート屋根にタスペーサーを入れています。黒いプラスチック製の手のひらよりも小さなものです。
スレート屋根の塗り替えの時には、このタスペーサーを入れます。瓦は段々になっていて、瓦と瓦の間には隙間があります。強い雨が吹き込んだ場合でも、流れ出る仕組みになっています。しかし、スレート屋根を塗り替えることで塗膜ができます。この塗膜によって本来あった隙間が埋まってしまいます。強い雨が吹き込むと逃げ道がなくなり、雨水が家の中へと入っていきてしまいます。これが雨漏りです。これを防ぐためにタスペーサーを入れます。差し込んだまま、塗り替えをしていきます。
タスペーサーは、スレート瓦一枚に対して、両端に一つずつ入れます。すると、瓦と瓦に隙間のある屋根になります。
次に下塗りをしていきます。アステックペイントのサーモテックシーラーです。遮熱機能の入った下塗り材です。上塗り材にも遮熱機能のある塗料を選ばれるとさらに効果が高まります。
スレート屋根の下塗りが終わりました。大屋根も下屋根も行います。もちろん、下屋根にもタスペーサーをれますよ。
玄関ドアに養生がしてあります。外壁を塗り替えるときに作業効率が上がりますし、塗料が付かないので安心して作業ができますね。窓や樋などにも行います。養生が終わると、外壁の下塗りへと進みます。また次回お楽しみに。
記事内に記載されている金額は2019年09月06日時点での費用となります。
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