「破風(はふ)」という言葉、住宅関係で耳にしたことはありますか?
あまり知られていないかもしれませんが、破風は実は住まいを雨風から守る大切なパーツなんです!
屋根と外壁の間にある「破風板(はふいた)」は、見た目のアクセントだけでなく、雨水や風の吹き込みを防いだり、火の回りを遅らせたりと、重要な役割を果たしています。
この記事では、そんな破風の役割や素材、劣化症状と補修方法について、プロの視点から詳しく解説します(^^♪
破風ってどこのこと?どんな役割があるの?

破風とは、屋根の「妻側(つまがわ)」と呼ばれる、三角形の側面に取り付けられた板のことです。
「破風板」や「妻破風」とも呼ばれています。
破風の主な役割
雨水の吹き込み防止:屋根内部への雨風の侵入を防ぎます。
防火性能:火事の際に火が屋根裏へまわるのを遅らせる効果。
美観の向上:屋根の形をきれいに見せる装飾的な意味も。
さらに破風は雨どいを取り付ける土台にもなるため、屋根と外壁をつなぐ縁の下の力持ちともいえる存在です(^^)/
破風板の素材にはどんな種類があるの?
破風板に使われる素材は主に以下の3つです。
素材 | 特徴 |
---|---|
木製・モルタル | 古くから多いが、劣化しやすく定期的な塗装が必要 |
金属製(ガルバリウムなど) | 耐久性◎だがサビ対策が重要 |
窯業系・繊維系サイディング | 塗装がしやすく加工も簡単で近年主流 |
どの素材でも塗装による保護が欠かせません。
特に木部の破風板は、紫外線や雨水にさらされて劣化が進みやすいので注意です!
破風板の劣化症状はここに注目!
以下のような症状が見られたら、補修や塗装のサインです(>_<)
・表面の塗装が剥がれてきた
・木部が黒ずんでいたり、腐食している
・雨どいが外れかけている
・隙間があいて雨水が侵入している


放っておくと、破風板だけでなく屋根や外壁内部まで傷んでしまうこともあるため、早めの対処が大切です!
破風のメンテナンスには、主に以下の方法があります。
◎再塗装(塗膜の保護)

塗膜が劣化している場合は、ケレン作業で古い塗膜を除去し、下塗り+上塗りを丁寧に行います。
木製破風は特に再塗装の頻度が高いです。
◎カバー工法(板金巻き)

腐食が進んでいる場合や、再塗装では対処しきれない場合には金属板でカバーする方法が有効です。
◎交換工事
破風板が完全に腐っている・破損している場合には、破風自体の交換が必要になるケースもあります。
まとめ|破風も家を守る大切な部分。定期点検・塗装でしっかりメンテナンスを!


破風板は、見た目以上に住まいの耐久性や安全性に直結する重要な部位です。
紫外線・風雨にさらされやすいため、定期的な塗装や点検を心がけることが大切です。
街の外壁塗装やさんでは、破風板の塗装・補修も専門的に対応しています!
無料点検・お見積りも承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください(^^)/
記事内に記載されている金額は2025年07月16日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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