外壁材を守るうえで欠かせないのが「コーキング(シーリング)」です。
外壁と外壁のつなぎ目や窓まわりに施工され、雨水の侵入を防ぎ、揺れや温度変化から建物を守ってくれる大切な存在なんですよ(^^♪
ただし、紫外線や風雨で劣化しやすく、放置すると雨漏りや建物の寿命を縮める原因になることも…。
この記事では、外壁コーキングの役割や劣化症状、メンテナンス方法についてわかりやすく解説いたします!
外壁コーキングとは?基本的な役割と特徴
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外壁に使われるコーキングとは、サイディングや窓まわりの隙間を埋めるために充填するゴムのような材料のことです。
雨水の侵入を防ぐだけでなく、建物の揺れや温度変化による伸縮を吸収してくれるクッションの役割もあります。外壁材と外壁材の間にある「目地」と呼ばれる部分や、サッシまわりには必ずといってよいほど施工されています。
コーキング材にはシリコン系やウレタン系など種類があり、それぞれ耐久性や柔軟性に違いがあります。
新築時には建物全体を守るために欠かせない存在ですが、年月の経過とともに劣化してしまうため、定期的な点検と補修が大切なんです(^^)/
コーキングに起こりやすい劣化症状
コーキングは紫外線や雨風にさらされることで次第に劣化していきます。特に多い症状は以下の通りです。
・肉やせ:ボリュームが減って隙間が広がり、防水性能が低下します。
・剥離:外壁材との接着が弱まり、端からペロンとめくれるように剥がれてしまうこともあります。
・変色:白っぽくなったり黒ずんだりと、美観を損ねることもあります。

これらのサインを見逃さないことが大切です。特に南側の壁やベランダまわりは日差しや雨の影響を強く受けるので劣化が進みやすいですよ(>_<)
コーキングの劣化を放置するとどうなる?
「少し割れているだけだから大丈夫」と放置すると、思わぬトラブルにつながることがあります。
隙間から雨水が入り込み、外壁材の裏側や下地に染み込んでしまうと、雨漏りや内部の木材の腐食につながる恐れがあります。さらに湿気がこもることでカビが発生し、室内環境に悪影響を与えることも…。
また、コーキングが劣化すると外壁材同士が直接ぶつかり合い、揺れや温度変化でひび割れや欠けが起こるリスクも高まります。外壁の寿命を縮めないためにも、早めの対応が欠かせません(^^♪
外壁コーキングのメンテナンス方法
コーキングのメンテナンスにはいくつかの方法があります。
増し打ち

既存のコーキングの上から新しいコーキングを重ねて充填する方法です。
比較的軽度な劣化に向いています。
打ち替え


劣化した古いコーキングをすべて撤去し、新しく打ち直す方法です。
最も一般的で、外壁塗装とセットで行われることが多いです。
目安としては新築から約7~10年ほどで点検・補修を検討すると安心です。外壁塗装と同じタイミングで打ち替えをすると効率的で、見た目もきれいに仕上がりますよ(#^^#)
まとめ
外壁のコーキングは、普段はあまり目立ちませんが建物を雨や揺れから守るとても重要な役割を果たしています。
ひび割れや剥がれといった劣化を放置してしまうと、雨漏りや外壁材の損傷につながりかねません(>_<)
定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、住まいを長持ちさせることができますよ。
外壁塗装と一緒に打ち替えをすることで効率的にお住まいを守れますので、ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/
記事内に記載されている金額は2025年09月02日時点での費用となります。
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