屋根材といえば「瓦」というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか?
ただし、従来の瓦は重さがあるため、耐震性の面で気になる方も少なくありません。
そこで近年注目されているのが「軽い瓦」です。
見た目は従来の瓦に近いまま、重量を大幅に軽減できるのが特徴で、地震対策として選ばれるケースが増えているんです。
今回はそんな軽い瓦について、特徴やメリット・デメリット、代表的な種類をご紹介いたします(^^)/
軽い瓦とは?特徴と注目される理由

近年、屋根材の中でも「軽い瓦」に注目が集まっています。
従来の日本瓦は重厚感があり美しい一方で、重量が大きく住宅への負担が大きいといった課題がありました。そのため、耐震性を高めたいというご要望から軽い瓦への関心が高まっているのです。
軽い瓦は、見た目は瓦の風合いを残しつつ、重量を大幅に抑えているのが特徴です。
素材にはセメント系や樹脂混合のもの、さらには最新のガルバリウム鋼板を瓦風に加工したものまであり、デザイン性と機能性を兼ね備えています。
従来の瓦と比べるとおおよそ半分以下の重さになるケースもあるため、地震の揺れによる建物への影響を軽減できるのが大きな魅力なんです(^^♪
地震に強い!軽い瓦のメリット
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軽い瓦の一番のメリットは、やはり耐震性の向上です。
屋根が軽くなると建物全体の重心が下がり、揺れに対して強くなる効果が期待できます。
特に木造住宅では、屋根の重さが構造に与える影響は大きいため、軽量化は安心につながります。
また、軽い瓦は施工性が良く、比較的短い工期で仕上げやすい点も魅力です。さらに素材によっては防水性・防火性に優れているタイプもあり、災害対策の観点からも安心感があります。
デザイン面でも従来の和瓦や洋瓦に近い見た目を再現しているため、外観を損なうことなく軽量化できるのも嬉しいポイントです(#^^#)
注意しておきたい軽い瓦のデメリット

もちろん、軽い瓦にも注意点はあります。
素材によっては従来の瓦よりも耐久性がやや劣る場合があるのです。
例えばセメント系の軽量瓦は、長い年月で表面の塗膜が劣化し、再塗装やメンテナンスが必要になることもあります。
また、軽さを実現するために薄く作られている分、強風や飛来物による影響を受けやすいケースもあります。特に台風の多い地域では、固定方法や施工精度が重要です。
軽い瓦を選ぶ際には、耐久性・防水性・地域の気候条件などを総合的に考える必要があります。メリットばかりに目を向けず、メンテナンスのしやすさや実際の施工事例を確認して検討することが大切ですね(^^)/
軽い瓦の代表的な種類と選び方
軽い瓦にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴があります。
樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦(ハイブリットPIF)
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伝統的な形状を残しつつ軽量化したもの。カラーやデザインのバリエーションが豊富。
ガルバリウム鋼板・アルミ瓦

金属素材を瓦のように成形したタイプで、軽量かつ耐久性に優れる。
錆びにくく防水性も高い。
選び方のポイントとしては、まずご自宅の建物構造や立地条件を考慮することが大切です。例えば地震対策を重視するならガルバリウム系、見た目の自然さを重視するならセメント系といった具合に、目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
さらに、施工実績のある専門店で相談することで、適切な素材の提案を受けられるので安心です。外観のデザイン性と機能性を両立した軽い瓦は、これからますます需要が高まっていきそうですね(^^♪
まとめ
今回は「軽い瓦」についてご紹介しました。従来の瓦の美しさを残しながらも、重量を大きく軽減できるため、耐震性を高めたい方にとって心強い屋根材といえます。
一方で、素材によっては耐久性やメンテナンス性に注意が必要な場合もありますので、特徴を理解して選ぶことが大切です。
ご自宅の立地や建物の構造に合った種類を選べば、安心で長持ちする屋根に仕上がりますよ(^^♪
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