軒天(のきてん)の剥がれは、外から見える部分だからこそ気になりやすい症状です。
しかし見た目の問題だけでなく、放置すると雨水や湿気が内部に入り込む原因にもなるため、早めの確認が大切です。
この記事では、軒天が剥がれる原因や放置したときのリスク、見つけたときの対処方法、長持ちさせるためのポイントまでわかりやすく解説いたします!
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/
軒天が剥がれるのはなぜ?主な原因と仕組み

軒天(のきてん)は、外壁と屋根の間にある天井部分で、直射日光や雨風から外壁を守る大切な役割を担っています。
この軒天が剥がれてしまう大きな原因として多いのが、湿気や雨水の侵入による劣化です。屋根裏に湿気がこもったり、風に乗った雨が軒裏へ入り込むことで、素材がふやけて接着力が低下していきます。
特にベニヤ板や木材を使用している場合は、水分を吸収しやすく、膨らみや変形から剥がれにつながります。
また、経年劣化や塗装表面の傷みも原因になります。
塗膜が劣化すると防水性が弱まり、雨や湿気が染み込みやすくなります。鳥や小動物が巣を作ったり、風による揺れなど物理的な刺激も加わることで、剥がれが進行することがあります。
軒天をそのまま放置するとどうなる?考えられるリスク

軒天が剥がれている状態を放置してしまうと、さまざまな影響が生じます。まず、美観の低下です。軒先は建物の顔ともいえる部分で、剥がれや黒ずみが目立つと全体の印象に影響します。
さらに見た目だけではなく、雨水の侵入によって下地材や屋根裏の腐食が進行する恐れがあります。
湿った木材はカビや腐朽菌の温床になりやすく、放置すると軒先だけでなく周辺の木部にも影響が広がります。
また、剥がれが大きくなると、風でめくれ上がった破片が落下する危険もあるため、早めの対処が安心につながります。
剥がれを見つけたときの対処方法とチェックポイント

軒天の剥がれを見つけたときには、まず状態を確認することが大切です。以下のようなポイントを見ておきましょう。
- ・表面の膨らみや変色がないか
- ・木材やボード部分に割れや隙間ができていないか
- ・釘の浮き、ジョイント部分の隙間
- ・雨染みやカビによる黒ずみ
表面だけでなく、屋根裏の湿気や雨水の侵入が原因になっていないか確認することも重要です。
応急的には、剥がれた部分を一時的に固定し、雨の浸入を防ぐことができます。
ただし、内部が濡れていたり腐食している場合、表面だけ直しても再発の可能性があるため、根本の原因をチェックすることが大切です(>_<)
軒天を長持ちさせるためのメンテナンス習慣とは
軒天をきれいな状態で保つには、日常的なチェックとお手入れが欠かせません。特に意識したいポイントは次の通りです。
- ・雨上がりや風の強い日の後に軒先を見上げて確認
- ・軒下の通気口にゴミやホコリが詰まっていないか確認
- ・クモの巣や汚れが付着している場合は、やわらかいブラシで掃除
- ・軒先に鳥やハチの巣がないか定期的にチェック
また、屋根や雨樋の状態も連動して軒天の劣化に影響するため、あわせて確認しておくと安心です。塗装が色あせたり剥がれ始めた段階で早めに気づくことで、損傷を広げずに維持することにつながります(#^^#)
まとめ

軒天の剥がれは、湿気や雨水、経年劣化などによって起こりやすい症状です。
そのままにすると美観の低下だけでなく、木材の腐食やカビの発生につながることもあるため、早めの確認と対応が安心につながります。
日ごろから見上げてチェックする習慣を持つことで、小さなサインも見逃さずに対応できます(#^^#) 住まいを長く守るためにも、軒天の状態に気を配ってみてくださいね♪
記事内に記載されている金額は2025年11月12日時点での費用となります。
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