なぜ葺き直し工事を選ぶのか
葺き直し工事とは、既存の瓦を一度撤去して保管し、下地材である防水紙や野地板といった部材を新しくする工事を指します!葺き替えとの大きな違いは、これまでの瓦を再利用することができるという点です。
粘土を主材料として形成された和瓦であれば、耐久性はスレートの比になりません(#^^#)
長期間使用できるため、葺き直しをすることで屋根材を再利用することが出来ます!
一方、スレートは屋根から剥がす際に割れたり砕けてしまうため、一度取り外した屋根材を再利用する事は出来ません(>_<)
取り外しが容易かつ、長寿命な瓦屋根材だからこそ取り直し工事を採用する事が可能です!
また、屋根の全面を剥がさずとも一部分のみを葺き直すことも可能であり、良く行われるのが雨漏りの発生した部分の補修として防水紙を新しくして瓦を戻すという工事です。
葺き替え工事では新しい屋根材の費用に加え、これまでの瓦の処分費等も掛かってきます。
ですが、葺き直しであればそれらの費用を掛けずに屋根下地の経年劣化問題を解消できるため、現在の瓦屋根を維持したいという場合には葺き直しがオススメとなります!
工事費用の目安・工事方法の選定ポイント
それでは、具体的に葺き替え工事と葺き直し工事の工事費用はどの程度の差があるのでしょうか?一概には言えませんが一般的な30坪のお住まいの場合、屋根葺き替え工事の工事費用は150万円~、葺き直し工事の場合は120万円~と言われています。
瓦自体も高額であることから、やはりその購入費用を削減できる葺き直し工事の方が工事費用が抑えられる傾向にあります!
ですが、最近では大きな地震が発生する事も多く、瓦の重量から生じる「耐震性への不安」から軽量である金属屋根材への葺き替えをされる方も増えてきています。
葺き替え工事は費用こそ大きくなりますが、軽量である金属屋根材・スレートへの葺き替える事で耐震性を向上させられる事が大きなメリットです。
一方、取り直し工事は費用を抑える事が出来ますが、当然工事後の屋根材の選択肢は瓦屋根に絞られます。
屋根リフォームの機会は、数えるほどしかありません。
ご予算のご都合もあると思いますが、この機会に軽量な屋根材に葺き替えを行われることもおすすめです(^^)/
葺き替え工事は費用こそ大きくなりますが、軽量である金属屋根材・スレートへの葺き替える事で耐震性を向上させられる事が大きなメリットです。
一方、取り直し工事は費用を抑える事が出来ますが、当然工事後の屋根材の選択肢は瓦屋根に絞られます。
屋根リフォームの機会は、数えるほどしかありません。
ご予算のご都合もあると思いますが、この機会に軽量な屋根材に葺き替えを行われることもおすすめです(^^)/
瓦葺き直し工事の工程と業者選定のポイント
葺き直し工事の注意点
瓦葺き直し工事では、取り外した瓦の再利用を行います!その為、当然ですが「瓦の取り扱い」に細心の注意を払う必要があります(>_<)
瓦は重くて頑丈な素材ですが、意外にも割れやすい素材であるため、取り扱いには専門的な技術・経験が必要です。
また、葺き直し工事では瓦を一枚一枚丁寧に取り外しすと同時にそれらを検査し、必要に応じて交換や清掃を行う必要があります。
特に、瓦の水切り箇所はブラシで丁寧に掃除することが重要です!
重なり目に溜まった埃や土が雨水を吸い上げ、葺き直し後の性能に影響を及ぼす可能性があるためです。
葺き直し工事を依頼する工事業者選定のポイント
上記の様に、葺き直し工事の工程には専門的な技術・経験が必要とされますので、施工実績が豊富な工事業者に依頼されることが望ましいです。しかし、最近では「瓦屋根の施工が出来る施工業者」も減ってきていますので、信頼出来る業者選定は難しくなっていると言えます。
そこで、まずは専門業者のHPで葺き直し工事工事の施工実績や実際に施工を依頼したお客様の声を確認してみましょう!
施工業者の技術力や顧客満足度を計る事が出来ます(#^^#)
また、2~3社程度を目安に「相見積もり」をされる事もおすすめです!
各施工業者の提案内容や価格を比較する事で、より良い業者を選定する事が出来ます。
街の外壁塗装やさんでは相見積もりも歓迎しておりますので、ぜひお気軽にご相談下さい(^^)/
葺き直し工事・葺き替え工事の施工事例をご紹介!
続いて、葺き直し工事・葺き替え工事の施工事例をご紹介致します(^^)/
市原市辰巳台西での葺き直し工事例
市原市辰巳台西にて行った屋根葺き直しの例をご紹介いたします。台風の影響で瓦にズレが生じたことをきっかけにお問い合わせを頂き、調査をしてみると防水紙に破れた箇所が見つかりました(>_<)
その為、良い機会だという事で屋根葺き直しによる下地補修を承りました!
写真では白い防水紙が新しくなったものとなります。
これまでの瓦を外し、再利用しますので丁寧に保管しておきます。
金属屋根材を使用した葺き替え工事の施工事例
続いて、K様よりご依頼頂いた金属屋根材を使用した瓦屋根の葺き替え工事の施工事例をご紹介致します!
まずは、既存の瓦屋根・防水紙の撤去を行い、野地板を露出させます!野地板は屋根材の固定先として非常に重要な役割を担っていますが、メンテナンス出来る機会は今回の様な葺き替え工事のタイミングしかありません!
増し張りを行い、構造部分から屋根の耐久性を回復していきます(#^^#)
野地板の増し張り完了後、防水紙を敷設していきます!
防水紙を敷設後、いよいよ屋根材を敷設してきます!今回は、金属屋根材「スーパーガルテクト」を使用させて頂きました(#^^#)
耐久性・耐腐食性に優れている事もメリットですが、何と言っても非常に軽量です!
瓦屋根の1/10程度の重さしかない為、お住まいの耐震性を大きく向上する事が出来ます(^^)/
無事、金属屋根材を使用した葺き替え工事が完了致しました!瓦屋根の日本の伝統を感じさせる景観も魅力ですが、金属屋根材の洗練されたデザインも非常にお洒落です!
地震に強い屋根となったことで、お客様にも大変お喜び頂けました!
私たち街の外壁塗装やさんでは、瓦のメンテナンスや葺き直し以外の屋根リフォームも多くの実績がありますので、一度ご相談したいという場合にはお気軽にご連絡ください。
雨漏りの原因となりやすい棟の漆喰補修として、棟瓦取り直し工事の参考費用は1mあたり12,100円~(税込)となっております(^^)/
雨漏りの原因となりやすい棟の漆喰補修として、棟瓦取り直し工事の参考費用は1mあたり12,100円~(税込)となっております(^^)/
記事内に記載されている金額は2024年04月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。