台風被害に遭った土浦市のアパートの大家さんよりご連絡をいただきました。
雨漏り診断士の資格を持つスタッフが現地調査に伺います!
現地調査の様子です。
アパートの屋根の様子です。
モニエル瓦と呼ばれるセメント瓦でした。乾式コンクリート瓦と呼ばれるものです。
現在は廃盤となっています。
屋根も外壁も苔が生えて、塗膜が劣化しています。
屋根の下にある幕板の破風板も、塗装が剥がれて木目が見えています。
屋根の棟(むね)部分です。
漆喰が剥がれていますね。
棟は、棟土または葺き土と呼ばれる土の上に瓦がかぶさっています。
それだけだと隙間が出来てしまうので、その隙間を漆喰で埋めています。
漆喰が剥がれると雨水が棟土にあたって土が流れてしまい、結果棟瓦が崩れる原因となります。
こちらは棟(むね)の瓦が浮いてしまっています。
漆喰部分と同様、それ以上に雨水があたるため、棟土が流れてしまいますね。
雨漏りの原因ともなります。
こちらは倉庫の外壁です。
使われている建材はサイディングでした。
黒くなっている箇所は穴があいているところです!
横長に穴が空いてしまい、遠目からみると看板がかかってるのかな?と思えるくらいかなり大きな穴が空いてしまっています。
この穴は以前他社さんで溶剤を使用して補修した箇所です。
直張り工法のため溶剤を塗った箇所に結露が出来て弱っていたところ、台風が来て穴が空いたようです。
穴が空いた箇所には新しいサイディングを貼って行きます。
居住棟の外壁です。
モルタル外壁ですが、塗装した部分が欠けてしまっています。
当然のことながら、このような欠けた部分から雨水が内部に入り込み、結露や雨漏りの原因となります。
こちらも同様です。
このような小さな欠けがいくつも発見できました。
今回はシーリングで補修を行います。
この現場の塗装工事の様子もご覧いただけます。
記事内に記載されている金額は2020年08月07日時点での費用となります。
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