かすみがうら市の現場調査に伺いました。
台風の影響で外壁に穴が空いてしまったということで、補修のご相談がありました。
施主さまの加入されていた火災保険の補償内容と照らし合わせ、保険金の申請についても検討しました。
施主さまが補修したいと言っていた外壁の穴です。
ベランダの内側に大きく穴が空いてしまっています。
外壁材に使用されている窯業系サイディングボードはセメントを主として作られているので、大きな衝撃が加わると破損してしまう危険があります。
幸い向こう側まで貫通してはいませんでしたが、放置すると外壁内部に雨水が入り込んでしまうので補修が必要です。
さて、原因は……と施主さまにお伺いすると、ベランダに吊るしていた物干し竿が台風の風に煽られて外壁に突き刺さったとのことでした。
窓が割れずに済んだので、施主さまや屋内の被害はなかったとのことですが、台風の風の強さを改めて思い知らされますね。
今回の外壁の穴は台風による飛来物での破損ということで、保険の申請対象となりました。
他の部分には大きな傷はありませんが、経年劣化としてサイディングボードの隙間を埋めるコーキング剤が傷んできてしまっています。
コーキング剤は外壁内部に雨水が浸入するのを防いでくれる役目を持っています。
紫外線に弱いので定期的に打ち替えていかないといけません。
サイディングボードが浮き上がってしまっています。
隙間が開くと、雨漏りがそこから発生するので注意します。
外壁サイディング貼りの木造住宅は耐用年数が20年とも言われていますが、これは新築時の状態が続くことが条件になっているときの試算です。
外壁材の塗装は紫外線や雨水によって劣化してしまうので10年ごとに外壁塗装を行い長く住みよい家を保つ必要があるでしょう。
外壁のサーモグラフィーの様子です。
青い部分(温度が低い場所)に結露が溜まっています。
サーモグラフィーで結露が確認された場合、外壁塗装に溶剤系塗料を使用することができなくなってしまいます。
溶剤系塗料を塗布すると外壁内の湿気が外に逃げ出せなくなってしまうので、結露があるときは透湿性(湿気を通すしくみ)がある塗料を使用します。
フェンスも台風の影響で歪んでしまいました。
放置すると倒壊してしまうので、一緒に補修します。
このフェンスの歪みも台風の風害によるものということで火災保険の申請を行いました。
ご加入の保険内容にもよりますが、火災保険の適用条件に合致するものは意外とあります。
弊社には火災保険の申請を行うための診断士が常駐していますので、迅速かつ正確な診断を行うことができます。
雨漏りも、大きな破損もないと思わずまずはご相談くださいね!
無料相談承っております!
今回の現場は、総額で120万円近くの火災保険の補償金がおりることとなりました。
昨年直撃した台風15号、台風19号は様々な爪痕を残し、補修したいとお考えの方も多くいると思います。
雨の少ない冬にかけてに補修を行なって、雨の季節に備えていきませんか?
当社では契約に至らなかった場合の現場調査費用は頂いておりません。
お気軽にご相談いただければと思います!
記事内に記載されている金額は2020年08月07日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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