かすみがうら市の塗装現場の様子についてご紹介します!
今回の記事では、養生の様子と縦樋の金具の塗装についてご紹介します。
養生!
まず、養生です。
前回に引き続き塗装を行わない場所を養生テープと養生シートで覆っていきました。
写真は下屋根(げやね)と呼ばれる場所になります。
下屋根とは家屋の一番主だった屋根以外の部分の屋根のことを指します。
1階と2階の床面積が違うときなどに設えられることがあります。
外壁塗装を行う際に汚れてしまわないように養生シートを使って養生しました。
青いシートは滑り止めです。
下屋根に登って塗装を行うので、養生シートだけではつるつるして足元が危険です。
作業の安全対策のために滑り止めを敷いていきました。
ベランダの窓や室外機も養生します。
窓は開けられなくなってご不便をおかけしますが、エアコンは養生中でも使用できるようになっています。
雨樋金具塗装!
つづいて雨樋の金具の塗装についてご紹介します。
写真は錆びてしまっていますが縦樋の取り付け金具になります。
玩具のでんでん太鼓にかたちが似ていることから『デンデン』と呼ばれる部材です。
このデンデンですが一般的には錆びにくいと呼ばれるステンレス製でした。
にもかかわらず、原型がわからないくらいにまで錆びて腐食してしまったのは何故でしょう?
実は、これは海風による塩害の影響なのです。
現場は塩害地域内ではなかったのですが、ステンレスを腐食するまでに影響が出てしまっていました。
塩害ってなんですか?
塩害とは、塩分を含む雨や風が金属製のものや電気設備を腐食させたりサビさせたりする被害のことを言います。
沿岸部からの距離に応じて風雨に含まれる塩分量が変わってくるので、錆びにくい塩害対策を行い、日常生活に影響が出ないように対応する必要があります。
直接波しぶきが当たる場所を『岩礁隣接地域』、沿岸から200〜500mの場所を『重塩害地域』、沿岸より2km以内の場所を『塩害地域』と定めて対策を立てています。
しかし、海水と淡水が交じる汽水域があったり、台風によって海水を含んだ雨を受けたり、場所ごとの風の強さなど様々な理由により塩害地域外の内陸地であっても塩害が発生することもあります。
錆びにくいステンレスなどが短期間で腐食する場合などは塩害が起きていると考えてもいいでしょう。
錆びてはいても腐食のないデンデンは塗装で保護します。
まず、雨樋をデンデンから外します。
表面のサビを研磨用タワシで擦っていきます。
このケレンという作業を行こなうことにより、サビを落とすだけでなく表面に小さな凸凹を作り塗料の密着性を高めます。
サビ止めを塗装します。
細かい部分なのでハケを使ってぬりのこしのないようにしました。
サビ止めの塗装が完了しました。
記事内に記載されている金額は2020年08月07日時点での費用となります。
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