石岡市の補修工事現場の様子です。
今回の記事では、足場の設置と屋根補修工事ついてご紹介します。
まず、工事を開始するときに1番はじめに取り掛かるのは足場の設置です。
屋根や壁など高所での作業を安全に行うためにも足場は必須となっています。
より安全で安心な足場を設置するために、弊社では専門の足場業者に足場の設置を依頼しています。
足場の周りにはネットを張っていきます。
これは塗料の飛散を防ぐものですが、同時に職人の落下防止にも一役買っています。
足場があり、ネットが張ってあると日差しが遮られてしまい室内が暗くなってしまいますが、安全対策ということでご了承いただければ幸いです。
実は、屋根の補修工事でも足場を立てて作業しなければなりません。
埃の飛散防止及び職人の転落防止のためです。
屋根補修工事に入ります。
現場調査で棟瓦の釘が抜けてきていました。
漆喰が痩せてきていることが考えられるので、棟瓦を外して補修します。
瓦屋根はメンテナンスフリーとよく言われますが、それは瓦本体が劣化しないだけで、屋根の防水機能を請け負っている漆喰が剥がれてきてしまっていたりするときは塗り直しなどのメンテナンスが必要になってきます。
棟瓦を外して漆喰を塗っていきます。
漆喰というのは水酸化カルシウム(消石灰)を主原料として作成された建築材のことです。
日本だけでなくヨーロッパでも古くから使用されてきた材料で、日本では屋根の防水の他に、塗り壁の表面に塗られていました。
古い町並みなどでよく見られる白い壁などで使用されています。
棟の部分は屋根のてっぺんにあり、家屋にぶつかる風の圧力が一番大きくかかるとも言われています。
しっかり漆喰を設置して棟瓦で屋根全体を押さえていけるようにします。
漆喰を塗り終わったら棟瓦を戻し、ビスでしっかり固定します。
ビスが漆喰でしっかり固定されたので、抜けることもないでしょう!
屋根補修工事前は、釘が抜き出ていたので、今回は、下地に食い込むようにビスで取り付けました。
漆喰工事が完了しました。
棟瓦の釘が抜けてしまうと、瓦屋根の飛散の原因にもつながるので、しっかりと補修を行っていきました。
また、漆喰が劣化していると台風被害も受けやすくなります。
このように、台風時期に急遽で治すより、定期的にメンテナンスを行うことにより、ランニングコストを抑えられます。
記事内に記載されている金額は2020年08月07日時点での費用となります。
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