下妻市で、屋根の棟板金の交換工事を行いました。
棟とは、屋根面と屋根面が合わさる一番上の部分を言います。接合部分になりますので、風の影響をとても受けやすい箇所です。棟を覆っている板金が風であおられて揺れることにより釘が緩んでしまったり、板金自体がずれたり剥がれて飛んで行ってしまう事もあります。そうなりますと、落ちて人に当たってしまったり家屋などを破損させてしまい、危険ですしご近所にも迷惑が掛かります。剥がれた部分をそのまま放置しますと、雨水が入り込み下地が傷み雨漏りに繋がり躯体まで傷めてしまう事になってしまいます。
今回のお宅は、台風による影響での破損でした。強風が原因の場合、火災保険を利用しての補修が可能です。ただし、保険適用は破損箇所に限り原状回復を行う場合のみですので、経年劣化による劣化や補修のグレードアップなどの場合は対象とならず差額が自己負担となります。また、申請期限もございますので、ご不明な点はお気軽にご相談ください。
施工前
板金部分が歪んでいたり、釘が緩んでいる箇所があります。
同様に、釘のゆるみや板金のずれ、ゆがみなどがありました。
施工中
古い板金を取り外していきます。屋根を傷めないように、固定に使われている釘などを丁寧に取り除きます。
こちらも丁寧に作業を行います。
下地に傷みが無いかしっかりと確認していきます。
施工後
新しい棟板金を設置していきます。
下地にしっかりとビスで固定します。他の棟板金との継ぎ目部分の防水性を高めるため、内側からシーリング材を充填いたしました。また、ビス部分も抜けないように同様にシーリングを充填しています。
高所での作業になりますので、安全に気を付けながら施工いたしました。
記事内に記載されている金額は2020年08月06日時点での費用となります。
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