つくば市でガレージの塗り替えを行っています。
前回までに、洗浄やサビの処理を終えたので、今回は塗装です。
まず、下塗りを行います。
外壁、屋根、シャッターともに金属でできていたため、『マルチプライマーエポ』というエポキシ樹脂系の塗料を使用して塗り替えを行います。
サビの正体!?
金属に付着するサビの原因は空気中や水分中の酸素です。
塗膜の表面が傷みだすと、そこから金属下地に酸素が触れ、サビを発生させていきます。
サビというのは、金属と酸素が結びついておこる酸化という化学反応によって生まれます。
酸化した金属は、もとの素材より非常にもろくなってしまい、金属特有の強度が保てなくなります。
そのため、サビ止めを塗ることによって、金属下地表面に塗膜を作り、酸素が金属に触れないように保護していく必要があるのです。
塗料がしっかり全面に均一に塗られていないと、塗むらができた場所や塗り残しから酸素が金属下地に触れてしまいます。
しっかりローラーで塗り残しの内容作業します。
下塗りが完了しました。
シャッターなど凹凸の多い場所は、塗り残しが出やすいので、しっかりチェックしていきます
ここから塗料を乾燥させ、中塗りに移ります。
続いて中塗りです。
上塗りと中塗りは、仕上げ用の塗料を使い、機能性だけでなくカラーリングなどの美観も意識します。
今回の工事では、ガレージの屋根とシャッターは同じ色に揃えて仕上がりの統一感をもたせます。
塗料は非常に多くのカラーバリエーションがあるので、こだわりの色での塗り替えが可能になっています。
色むらやはみ出しの無いよう丁寧に作業します。
外壁部は、屋根とシャッターより淡い色で塗り替えました。
同系色のツートンカラーが素敵ですね。
中塗りの完了です。
更に色の艶を出したり、塗膜の厚みをつけるために再度同じ塗料で上塗りを行います。
上塗りの様子です。
今回、中塗り・上塗りに使用したのは『フッソUVコート』というフッ素樹脂塗料です。
フッ素樹脂塗膜の汚れと紫外線に強いという優れた機能性を持っています。
常に雨風にさらされる屋外に設置されたガレージにピッタリの材料です。
カラーバリエーションも豊富で、お気に入りのカラーリングが見つかるとおすすめの塗料です。
ガレージ塗装が完了しました。
艶のある美しい仕上がりになったのではないでしょうか。
今回のガレージの塗り替え工事は、約1週間の工期でした。
家屋の塗装と比べ、後回しにされがちのガレージですが、施主さまの大事なものをしまっておく重要な場所なので、定期的にメンテナンスをしてあげてくださいね。
記事内に記載されている金額は2021年02月05日時点での費用となります。
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