阿見町で家屋の補修工事を行っています。
前回までに、外壁やすべての部材の塗り替え工事が完了したため、今回はクリア塗装をした部分のコーキングの打ち替えを行っていきます。
まず、目地に合わせてマスキングテープを貼っていきます。
プライマーを塗る際に、はみ出して外壁を汚さないようにするためです。
その後、溝に沿ってプライマーを塗っていきます。
プライマーはコーキングにおいて接着剤の役割をしています。
コーキング剤本体には接着能力はなく、そのまま外壁に打ち込んでも剥離してしまう可能性があります。
そのため、専用のプライマーを先に塗っておくことで外壁との密着性を高め、雨水が外壁内部に侵入するのを防いでくれます。
プライマーの塗布が完了しました。
続いて、コーキング剤の打ち込みです。
今回使用するコーキング剤は、コーキングガンを使用し充填するタイプではなく、パテのようにコテで埋めていくタイプのものでした。
クリア塗装の場合、上からコーキングを塗りつぶすことができないため、外壁のカラーに合わせたコーキング剤を選んでいく必要があります。
コーキング、後打ちor先打ち違いはあるの?
単色カラーに塗り替えた外壁のコーキングは、外壁塗装まえに交換していましたよね?
今回のクリア塗装のコーキングはなぜ一緒に打ち直さなかったのでしょう?
実は、使用するコーキング剤の性能や仕様によって先打ちか後打ちかが決まってきてしまいます。
単色カラー塗装を行った外壁に使用したコーキング剤は、上から塗料を塗りつぶすことができるタイプのコーキング剤でした。
今回のコーキングは、上から塗料を濡れないタイプのため後打ちでの補修になっていったのです。
ひとくちにコーキング剤といってもいろんな種類があります。
工事や使用塗料などによって細かく変わるので、ぜひ覚えておいてください!
クリア塗装を行った外壁のコーキング剤の打ち替えが完了しました。
サッシ周りに打ち増したコーキングが露出しています。
タッチアップして外壁と同じ色に合わせます。
タッチアップ完了です。
すべての工程が終わったあと、もう一度家屋全体をチェックして細かな塗り落としを見つけていきます。
すべての工事が完了し、足場を撤去します。
足場は設置同様、専門の業者に委託し安全に撤去していきます。
これですべての工事が完了しました。
今回の現場の工期は約1ヶ月ほどでした。
記事内に記載されている金額は2021年02月05日時点での費用となります。
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