土浦市で家屋の補修工事を承っています。
今回の記事では、足場設置、高圧洗浄、外壁のコーキング打ち替えについてご紹介します。
まず、現場周りに足場を設置します。
作業の安全性と、周囲への環境配慮のためにしっかり行っていきます。
弊社ではより安全性を確保するため、足場の設置・解体は専門の業者に委託しています。
足場設置後、シートをかけていきます。
このシートは、落下防止と周囲への塗料の飛散防止に役立っています。
室内に日光が入りにくくなってしまいますが、どうかご容赦ください。
続いて、高圧洗浄機で家屋を洗っていきます。
表面に付着した汚れや、コケなどを一気にきれいにします。
高圧洗浄の水道料金は施主さまに直接各自治体の水道局よりご請求がいきます。
普段の水道料金に加算される形になるため、水道局からのご請求まで工事のことを覚えていただければと思います。
外壁のコーキングの打ち替えを行います。
まず、古いコーキングを撤去していきます。
外壁の縦目地にカッターを入れていきます。
こうして切れ込みを入れることで、古いコーキングが引っ張り出すことができます。
コーキングが撤去できました。
続いてプライマーを塗っていきます。
コーキング剤自体には接着能力は無いため、プライマーを使い、外壁に密着できるようにします。
プライマーを塗ったあと、『ボンドブレイカー』というテープを目地に埋め込みます。
ボンドブレイカーを設置することで、コーキングが外壁サイディングのふたつの側面にのみ接着することができます。
ボンドブレイカーの役割って?
『ボンドブレイカー』を使用して、外壁サイディングのふたつの側面にのみ接着することを『2面接着』といいます。
ボンドブレイカーを使用しない場合、コーキングが奥面にも接着し『3面接着』という状態になります。
多くの面が接着している『3面接着』のほうが良いようなきがしますが、コーキングの性質と機能としては『2面接着』のほうがいいのです。
コーキング剤は固まるとゴムのような弾力性を持ちます。
この弾力性で外壁サイディングが湿気や乾燥、気温差、地震の揺れなどで歪んだりひずんだ際に追従していきます。
『3面接着』ではしっかり固定されすぎて、歪みに追従する際に剥がれやヒビが生まれやすくなります。
側面のみにくっついている『2面接着』でどんな揺れや歪みでもしっかりついていくコーキングをつくり、長持ちさせるのです。
目地にコーキング剤を充填します。
コーキングガンという専用の道具を使用します。
コーキングをヘラで圧着させて隙間をしっかり埋めます。
養生用のマスキングテープを撤去してコーキングの打ち替えが完了しました。
記事内に記載されている金額は2021年03月03日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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