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現場調査を開始します
土浦市の築24年のお住まいです。モルタルの下地に
前回の塗装から10年以上経過し、外壁のひび割れや丸柱の色あせが目立ってきたという事で、お問い合わせをいただきました。
リシン吹付けをした外壁、瓦屋根の和風住宅です。
前回の塗装から10年以上経過し、外壁のひび割れや丸柱の色あせが目立ってきたという事で、お問い合わせをいただきました。
屋根のようすを見てみましょう
瓦です。瓦は塗装の必要なありません。ですが、よく見ると、苔で緑色に変色している部分があります。苔は高圧洗浄で落とす事ができます。
詳しく瓦のようすを確認してみると
割れた瓦がありました。瓦の割れは
そのままにしておくわけにはいきません。雨漏りの原因になるので、補修や交換が必要です。
赤外線サーモグラフィーで外壁の調査
こちらは黒く見えている部分が
この部分に雨水が染み込んでいないか、赤外線サーモグラフィーで確認してみましょう。
サッシの下枠です。下枠から細いひび割れ(ヘアクラック)があります。この部分に雨水が染み込んでいないか、赤外線サーモグラフィーで確認してみましょう。
赤外線サーモグラフィーは、温度が高い部分は赤く、反対に温度が低いところは青く表示されます。モルタルの外壁はひび割れが起きている部分だけ温度が低いですね。
下の部分が
下の部分が
濃い青で表示されていますが
、これは
素材の違いです。素材が異なると
温度と温度が変わることが分かりますね
。
外壁に細かいひび割れが起きています。日光があまり当たらない場所なので、苔によって
緑色に変色してしまいました。
先程の外壁よりも
温度が低いですね。壁全体が、
黄緑色に青が混じっています。
これはモルタルで吹付がされているリシンと呼ばれる外壁です
。吹付ているものが剥がれてしまっています。
こちらは、隙間ができてしまっています。このまま放置してしまうと、雨漏りに繋がってしまうので、
補修が必要な部分です。
リシン吹付とは?
モルタル外壁の仕上げ加工
リシンとは、細かく砕いた石や砂に樹脂やセメント、着色材などを混ぜ合わせ、リシンガンと呼ばれる器具で、
の1つです。外壁を触ってザラっとした手触りだったらリシン吹付の外壁です。和風住宅などの落ち着いた雰囲気との相性がいい外壁です。リシンとは、細かく砕いた石や砂に樹脂やセメント、着色材などを混ぜ合わせ、リシンガンと呼ばれる器具で、
モルタル
に直接吹付た外壁をいいます。リシンと検索すると猛毒の植物が出てきます。猛毒の材料を使用しているの?と不安になるかと思いますが、大丈夫です。
この猛毒の
植物とは全く関係がありません!
こちらのサッシからは汚れが流れているように見えますね。この
汚れは、
サッシに付着した埃や汚れが雨と一緒に伝い、外壁に付着しシミとなったものです。
換気口がついているので、塗装の際は外す必要があります。破風板には
隙間が出来てしまっているので、補修をおこなう必要があります。
丸柱です。こちらも色が褪せてきてしまいました。
塗装が必要ですね。クリアの塗料を使用すると木の風合いを生かしつつ、ツヤを出すことができます。
関連ページ
街の塗装やさん取手店でおこなった現場調査のようすを紹介します!
・塗装の劣化、チョーキングについてのブログ
つくば市 築40年の現場で外壁調査!チョーキング現象を起こした外壁は塗装が必要です!
・外壁に発生した苔に関するブログ
土浦市、ツートンカラーのお宅の現場調査!日当たりの悪い場所の外壁にコケが発生しています!
・窯業系サイディングのキズに関するブログは
牛久市で現地調査。窯業系サイディング外壁の劣化をみていきます!
記事内に記載されている金額は2021年09月01日時点での費用となります。
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