前回までにコンクリート瓦の下塗りを行ってきました。
サーモテックシーラーという遮熱塗料で、屋根温度の上昇を防いでいきます。
今回は、下塗り塗料を塗った上から仕上げの上塗り塗料を塗っていきます！
コンクリート瓦は定期的な塗装メンテナンスが必要です！
瓦屋根はメンテナンスフリーと聞いたのに、コンクリート瓦は塗装を行わなきゃいけないのはなぜでしょう？
コンクリート瓦と一般的な和瓦は見た目はほとんど一緒ですが、どんな違いがあるのでしょう？
両者の違いは製造方法の違いです！
一般的な和瓦は形成した粘度に釉薬をかけて高温で焼成します。
これは皿や茶碗に見られる陶器の製造方法で、非常に固く丈夫なものを作ることができます。
また、釉薬をつけて焼き付けているため、表面塗膜も劣化することがありません。
そのため、和瓦は破損がない場合塗装メンテナンスがいらないと言われるのです。
一方、コンクリート瓦はコンクリートを固めた瓦に塗装を施して作られています。
厚みがあり頑丈かつ、和瓦に比べて安価なため日本の一般住宅の屋根材として広がってきました。
しかし、塗装して色付けされているため、表面塗膜が紫外線や風雨によって劣化してしまいます。
本体を保護する役割が低下するのを防ぐために、コンクリート瓦は定期的な塗り替えが必要なのです。
ローラーを使って瓦一枚一枚を丁寧に塗っていきます。
塗り残しのないよう施工します。
1回目の上塗りが完了しました。
2回目の上塗りです。
塗料を重ね塗りしていくことで、塗膜の厚みをしっかり作り、瓦本体を保護していきます。
今回使用したのは
スーパーシャネツサーモFという遮熱塗料です。
赤外線の反射率が高く、屋根の表面温度の上昇を防ぎます。
屋根塗装には遮熱塗料を使用することを強くおすすめします！
直射日光に晒される屋根は、真夏には表面温度が60度近くまで上昇することもあります。
熱くなった屋根によって家全体が温められ、真夏の室温上昇に繋がります。
冷房が効きにくい、夜になっても室温が下がらないといったご不満も遮熱塗料での塗替えで解決することもあります。
特にスーパーシャネツサーモFは屋根温度上昇の鍵となる赤外線の反射率が非常に高くなっています。
真夏に過ごしやすい家にするためにも、屋根塗装は遮熱機能のある塗料を使用することをおすすめします！
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