つくば市の住宅で、庇の塗装工事前の三種ケレンを行いました。鉄部を塗装する前の非常に大切な工程です。

霧除け部分の三種ケレンの様子です。
霧除けは、雨を防ぐ目的で窓の上に作られた、出幅の小さな鉄の屋根の事を言います。
鉄の屋根という事で、三種ケレン(目荒らし)は重要項目になります。
三種ケレンは、なぜ必要かといいますと、まず、長年の錆びを落す、次に塗料の密着を良くするために行います。
最近の住宅ではあまり見かけなくなった霧除けですが、雨漏りしやすいポイントなので、しっかりとメンテナンスをいれていきます。
下からではなかなか見えないところですが、ペーパーあて、さび止め、中塗り、上塗りときちんと工程を守ることにより耐久性が上がります。

玄関の庇部分の三種ケレンになります。
今回の玄関庇は、軒天との隙間がかなり狭い為非常に苦労しました。
こちらは、狭い部分ですが、ホコリが溜まりやすく、高圧洗浄をかけすぎると雨漏りしやすいポイントなので、一生懸命、隅々まで三種ケレンを行いました。
三種ケレンが終わってから、ラスター刷毛で掃除をしてから庇の塗装工事に入ります。

笠木(ベランダ手すり下板金部)の三種ケレンです。
笠木に関しては、ガルバニウム、スチール、アルミ、ステンレスなどいろいろな素材で作られています。
今回は、スチールで作られていたため、塗装の必要があるので、三種ケレンを行いました。

土台水切り部分の三種ケレンです。
土台水切りとは、外壁から伝わった雨水が土台内部に入ってこないように付いている物です。
実は、この土台水切りの所をみると直貼り工法の家か、通気工法の家かわかります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
次回は下塗りの作業に移っていきます。
記事内に記載されている金額は2020年04月09日時点での費用となります。
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