足場は、多くの種類の部材を組み合わせて構成されます。
それらのなかで、今回は、「控え」と呼ばれる部材について、簡単にご紹介いたします。
「控え」とは、支柱の外側につっかえ棒のように設置する補強材のことで、足場の揺れや変形を防ぎ、安全性を高めるための重要な部材です。
一般的に、「控え」は、「壁つなぎ」の取り付けが難しいケースで設置することになります。
「壁つなぎ」とは、足場と建物をつなぎ合わせて固定するための部材です。
また、労働安全衛生規則にも、「控え」および「壁つなぎ」に関する設置基準が定められています。
つまり、「控え」は、安全な足場を設置するうえで、非常に重要な役割を担っているのです。
足場の周囲にメッシュシートを取り付けたら、足場設置工事の完了です。
高圧洗浄により、現場調査のときに見られたチョーキングや劣化で傷んだ古い塗膜、そして長期間にわたって積み重なってきた汚れなどをきれいに洗い落します。
高圧洗浄を行った後には、不純物のないきれいな状態となり、塗料が強く密着する下地となります。
高圧洗浄が完了した後は、しっかりと乾燥するまで、養生期間を設けます。
このしっかりと乾燥させるということも、強い塗膜を形成するうえで、非常に重要な要素となります。
これを怠って、濡れた状態ですぐに塗装してしまうと、下地との密着性は得られず、早い段階で不具合を引き起こすことにつながるので、絶対に避けなければなりません。
なお、次回のブログでは、外壁塗装メンテナンスの塗装工程前に行う養生作業と下地処理の様子について、詳しくご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2024年03月29日時点での費用となります。
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