洗浄水をしっかりと乾燥させた後、高圧洗浄で除去できなかった汚れを削り落とすなど、必要な下地処理を行い、プライマーを塗布します。
プライマーは、下地となる床面とトップコート塗料との接着性を高めるための下塗り材であり、この工程が不十分だと、剥がれなどの不具合の原因にもつながりかねません。
それだけ重要な工程となるので、塗り残しがないよう丁寧に行っています。
トップコートが乾燥したら、ベランダ防水メンテナンスの完成です。
トップコートは、定期的に塗り替えを行うことで、防水層の長寿命化を実現できるようになるので、トータルコストの節約にもつながります。
また、ベランダで生じるトラブルは、雨漏りを引き起こすといった、建物にダメージを与える原因にもなりやすいため、その点では十分な注意が必要です。
トップコートは、5年程度を目安に塗り替えを行うことが有効とされており、そうすることで防水層を守り、ひいては建物を長持ちさせることにもつながります。
そのため、ベランダの床面に色あせや細かなひび割れなどの劣化症状が見られるときには、メンテナンスを検討してみるとよいでしょう。
なお、次回のブログでは、ベランダの外壁に行ったカバー工事の様子について、ご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2024年04月15日時点での費用となります。
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