こんにちは!街の外壁塗装やさん大阪平野店の有持です!
本日は八尾市高安町のM様邸にて、スレート屋根(セメントを薄く板状にした屋根材のこと)の塗装工事をお届けします。
下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りはもちろん、「タスペーサー設置」や「ひび割れ補修」など、お客様には見えにくいこだわりの工程もしっかりご紹介しますよ!(`・ω・´)ゞ
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
施工前の屋根の状態をチェック!

まずは施工前の屋根の状態をご覧ください。
スレート屋根の表面全体に苔や汚れが付着しており、全体的に色あせが進んでいる状態でした。屋根の中央には天窓(屋根に設けられた採光用の窓)も設置されており、その周辺の板金との取り合い部分も経年で傷んでいました。
スレート屋根は10年前後で表面の防水性が落ちてきます。この状態を放置してしまうと、スレート自体が水を吸い込んでどんどん脆くなってしまうんです。割れや欠けが進む前に、塗装でしっかり保護してあげることが大切なんですよ!
タスペーサーってどんなもの?設置工程をご紹介
スレート屋根の塗装で、実はとっても大事な工程があります。それが「タスペーサー設置」です!
聞き慣れない言葉ですよね。でも、これを省略してしまうと塗装後に雨漏りが起きることもある、重要な作業なんです。順番に見ていきましょう!

こちらは、職人がタスペーサーをスレートの重なり部分に差し込もうとしている瞬間です。
タスペーサーとは、スレート屋根の隙間を確保するために使う小さな部品のこと。スレートは1枚1枚が重なり合って屋根を作っていますが、塗装をするとその重なり部分が塗料でくっついてしまうことがあります。そうなると、屋根の内側に入り込んだ雨水の逃げ道がなくなってしまい、雨漏りにつながってしまうんです!
この問題を防ぐために、あらかじめ隙間に小さな部品を挟んで、水の抜け道を確保しておきます。これが「タスペーサー工法(縁切りとも呼ばれます)」です。

こちらがタスペーサーの設置完了後の状態です!
黒いT字型の部品が、スレートの重なり部分にしっかりと差し込まれているのが分かりますか?
これで塗料が固まっても隙間がふさがれず、雨水が屋根の内側から外に排出される経路が確保されます。
小さな部品ですが、屋根の寿命を守るために欠かせない存在なんですよ (^^)
いよいよ塗装スタート!下塗り・中塗り・上塗りの3工程
下塗り:塗料を密着させるための大切な第一歩

最初は「下塗り」から。
下塗り(上から塗る塗料をしっかり密着させるための接着剤のような役割をする塗料を塗る工程)は、完成後には見えなくなる工程ですが、実はここが1番大切といっても過言ではありません。
スレート屋根は年数が経つと表面が劣化して、塗料を吸い込みやすくなっています。下塗りをしっかり行うことで、スレートの表面を整え、中塗り・上塗りの塗料が密着してくれるんです。
職人が一定の速度でローラーを動かし、塗料が均一に行き渡るよう丁寧に塗り込んでいます。
中塗り:色と耐久性を重ねていく工程

下塗りが完了したら、いよいよ「中塗り」に入ります!(ひび割れ補修は、後ほどご紹介するこだわりのタイミングで行いますよ(^^♪)
今回使用している塗料は「ファインパーフェクトベスト」(日本ペイント製の屋根用高耐候性塗料)です。遮熱機能と高い耐候性を兼ね備えた塗料で、屋根の温度上昇を抑えながら長期間にわたって美しさと防水性を保ってくれます。
職人がローラーをゆっくり一定のリズムで動かしながら、スレートの凹凸にしっかり塗料を押し込むように塗り広げています。この「押し込む」動作が、塗膜(塗料の膜)の密着力を高める職人技なんです。

中塗りが完了した屋根の全景です!
棟(屋根の一番高い部分の板金)を中心に、左右の屋根面が均一な色で塗り上がっているのが分かりますか?まだ中塗りの段階ですが、すでに施工前の状態とは別物のように見えますよね。
ここから上塗りをもう一度重ねることで、さらに塗膜の厚みと耐久性が増していきます。
ひび割れ補修:上塗り前の隠れたこだわり工程

こちらをご覧ください。スレートの表面に白いシーリング材(ゴム状の防水材のこと)が充填されているのが分かりますか?
M様邸のスレート屋根には細かなひび割れ(クラック)が入っていました。実はこのひび割れ補修、当店では「上塗りの直前」に行うようにしています。
なぜかというと、中塗りが終わった後にひび割れ部分を補修することで、シーリング材の上にも上塗りが均一に乗り、仕上がりが格段にきれいになるからです。最初に補修してしまうと、塗り重ねるうちに段差が目立つことがあるんです。
お客様からは見えない「工程の順番へのこだわり」が、10年後の屋根の状態を大きく変えます。
上塗り:仕上げの一塗りで屋根が生まれ変わる!

いよいよ最後の仕上げ、「上塗り」です!
写真をよく見ると、中塗りの色と上塗りの色がグラデーションになっているのが分かります。上塗りを塗り進めながら、段差なく均一に塗膜が重なっていく様子が写っているんですよ。
3回塗りの最後の1回だからといって、手を抜くことは絶対にありません。むしろ仕上がりに直結する最も大切な工程です。職人は塗り継ぎ部分が目立たないよう、一定の方向と速度でローラーを動かし続けます。
下屋(1階の屋根)も同じ工程で丁寧に仕上げます
M様邸は2階建てで、1階部分に「下屋(げや)」と呼ばれる小屋根があります。2階の大屋根だけでなく、この下屋も同じ工程でしっかり塗装していきます!
下屋は外壁との取り合い部分(壁と屋根が接する部分)が複雑で、丁寧な際塗り(端の部分を刷毛やローラーで仕上げること)が必要なんですよ。

こちらは下屋の下塗り作業中の様子です。
ローラーのファー(毛の部分)がスレートの凹凸にしっかり入り込み、塗料を押し込むように塗り広げています。下屋は大屋根に比べて面積は小さいですが、同じ丁寧さで施工することが大切です。
スレートの隙間にも塗料が届くよう、職人は力の入れ方とローラーの角度を細かく調整しながら作業を進めていきます。

下屋の上塗り作業中の様子です。外壁(ALC外壁)との取り合い部分のすぐそばまで、ローラーで丁寧に塗り上げているのが分かりますか?
壁との際(きわ)は、塗り残しや塗りムラが起きやすい場所です。ここを丁寧に塗り上げることが、雨水の侵入を防ぐ上でも非常に重要なんです。
写真の職人の手元を見ると、壁ぎりぎりまでローラーを慎重に動かしていることが分かります。こういった細部への気遣いが、長持ちする塗装につながっているんですよ (^^)

下屋の上塗り完了後の状態です!
外壁との取り合い部分の板金(雨押さえ板金)から軒先まで、均一なダークブラウンで仕上がっています。外壁のクリーム色との色のコントラストがきれいですよね。
下屋は意外と目に入りやすい場所なので、仕上がりの美しさも大切なポイントです (`・ω・´)ゞ
施工完了!ビフォーアフターをご覧ください





施工前は苔・汚れ・色あせが全面に広がっていたスレート屋根が、ここまで生まれ変わりました!
下塗り・タスペーサー設置・中塗り・ひび割れ補修・上塗りの全工程を経て、ファインパーフェクトベストのダークブラウンが均一にのった、美しい仕上がりです。
青空の下で見ると、ツヤ感がよく分かりますよね。これで雨風・紫外線からしっかり屋根を守ってくれます。向こう10年以上、安心してお過ごしいただけます (^^)
よくあるご質問
- タスペーサーって何のためにするの?しなかったらどうなるの?
- タスペーサーとは、スレート屋根の重なり部分に差し込む小さなプラスチック製の部品のことです。 塗装をすると、スレートの重なり部分が塗料でくっついてしまいます。そうすると屋根の内側に入り込んだ雨水の逃げ道がなくなってしまい、雨漏りや下地の腐食(腐ること)につながる危険があります。 タスペーサーを設置することで、塗料で固まっても隙間を確保できるので、雨水がきちんと外に流れ出るようになります。スレート屋根の塗装では欠かせない工程のひとつです!
- ひび割れ補修はなぜ下塗りの後・上塗りの前にするの?
- 一般的にひび割れ補修は塗装前に行うことが多いのですが、当店では「下塗りの後・上塗りの直前」に行うようにしています。 その理由は、下塗りが終わった後にひび割れを補修することで、シーリング材(ひび割れを埋めるゴム状の防水材)の上にも上塗り塗料がきれいに乗り、段差が目立ちにくくなるからです。 最初に補修すると、上から塗り重ねるうちに補修箇所が凸凹してしまうことがあります。工程の順番ひとつで仕上がりと耐久性が変わる、職人のこだわりポイントです!
本日のまとめと次回の予定
本日は八尾市南安町M様邸の屋根塗装工程をご紹介しました!
下塗り・タスペーサー設置・中塗り・ひび割れ補修(上塗り前)・上塗りと、工程ひとつひとつに意味があって、それを丁寧に重ねていくことで長持ちする屋根塗装が完成します。
次回はいよいよ付帯部塗装(雨樋・破風板・軒天など、外壁・屋根以外の部分の塗装)です!引き続きM様邸の施工をレポートしていきますので、お楽しみに (`・ω・´)ゞ
「うちの屋根も同じような状態かも…」と気になった方は、ぜひ一度ご相談ください!調査・お見積もりは無料です。お気軽にお声がけくださいね!(^^)
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記事内に記載されている金額は2026年04月28日時点での費用となります。
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