シーリング(コーキング)は、サイディングにとって、とても大切な役割を担っています


写真右は、シーリングを撤去した状態のサイディングです。浮きは多少出ていますが、ビスを打って補修できるレベルです。


撤去したシーリングには、黒いバックアップ材(スポンジのようなもの)が着いています。(写真右)
ジョイナーの代わりに3面接着を防ぐために入れられたものですが、経年劣化により完全にシーリングと一体化しています。

3面接着を避けるために、青い部分で絶縁(くっつかないように)します。
3面接着をしてしまうと、揺れや動きにシーリングが追従できずに切れたり、割れが出てしまいます。

バックアップ材を入れることで、3面接着を防ぎます。


ジョイナーやバックアップ材が入っている目地とは違い、サッシ廻りのシーリングには下地がありません。防水シートがあるだけなので、万が一傷を付けてしまうと、雨漏りの原因となる事がある為、サッシ廻りは増し打ちでの対応をさせていただいております。
記事内に記載されている金額は2025年02月23日時点での費用となります。
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