お客様のお住まいは築12年程だそうですが、これまでに屋根、外壁のメンテナンスは行ったことが無いとのことでした。
ほぼ同じ時期に家を建てた方が前の年に屋根塗装を行っているのを見て、「そろそろうちもメンテナンスの時期だろう」と思い街の屋根やさんにお問合せくださったそうです！
立地の環境にもよりますが、屋根や外壁の塗られている塗料というものは大体10年程度で劣化していきます。
調査の結果、化粧スレートやサイディング外壁の塗膜の劣化具合を考慮し、屋根塗装と外壁塗装工事のご提案をいたしました！ヽ(^o^)丿
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
外壁塗装 屋根塗装
使用材料
サーモアイSi
築年数
12年
施工期間
6日間
保証年数
10年
工事費用
120万円
お客様のお住いの外壁は、窯業系サイディングが使用されておりました！
全体的に、良い状態を保てているようです。
しかし、一部日の当たりにくい北側の外壁の面の合わせ目部分にカビが繁殖していました！外壁に生える苔やカビなどは、高圧洗浄で綺麗に落とすことができますのでご安心ください！(^^)/
外壁の状態は、外壁を直接触ることで調べることができます。
↑こちらの写真はその時の様子なのですが、触ってみると掌が白くなってしまいました！これはチョーキング現象が起こっている証拠です。
チョーキング現象とは、外壁表面の塗膜が経年で劣化し、粉化してしまう現象のことです。皆様も、手や衣服が外壁に触れたときに白いチョークの粉のようなものが付いてしまった…なんてことはありませんか？
このような状態が見られたら、このタイミングで塗装工事を行ってしまうのがベストです！(>_<)
続いて、屋根の上の調査を行っていきます！
お客様のお住いの屋根には化粧スレートが使用されておりました。築12年目で、塗装メンテナンスを行うのは今回が初めてだそうですが…やはり塗膜が劣化していました(>_<)
日の当たりやすい南側の面と違って、陰になりやすい北側の面ではうっすら苔が繁殖している様子が見られました。
屋根の上を歩いたところ、雨漏りで野地板や垂木が腐食しているという感触はなく、しっかりと強度が保たれていました。スレート自体にひび割れもなく、反りなどの変形も見られませんでした！
スレートの状態が良好のため、塗装でのメンテナンスを行うことが可能という判断をいたしました(^^)/
というのも、あまりに傷んだ状態のスレートに塗装を行っても塗膜が剥がれやすく、あまり意味のない工事になってしまうからです！
傷みすぎたスレートのメンテナンス方法は、屋根カバー工事か屋根葺き替え工事の二択になってしまいます。スレートが傷みすぎる前…新築から10年程度を目安に、塗装でのメンテナンスを行うようにしましょう！
棟板金は、スレート屋根において重要なチェックポイントです！
錆などはまだほとんど出ておりませんでしたが、釘の浮きが散見されました。この釘は施工時（新築時）にはしっかりと奥まで打ち込まれているものなのですが、経年により浮いてきてしまいます(>_<；)
このまま放置してしまうと、いずれ釘が抜け落ち、固定力が弱くなった棟板金が風に煽られて飛散してしまう…という可能性が考えられます！こんな時は、屋根塗装の際に一緒に棟板金の交換工事を行ってしまうのがおススメです。
街の外壁塗装やさんでは、無料点検を行っております。お住いの調査からお見積りの作成まで無料で行っておりますので、お気軽にお問合せください！(^^)/
＞＞街の外壁塗装やさんの無料点検について、詳しくはコチラ！
施工中の安全を確保するために仮設足場を設置し、養生を行います。この際、お住まいの塗装しない部分やお車などが汚れてしまわないよう、しっかりと養生します！
高圧洗浄で、屋根に付着した汚れやカビ、藻などを落とします。この作業で、カビなどを含む屋根の汚れのほとんどを落とすことができます！
スレートの素地を傷めないよう、強さを調節しながら古い塗膜も落とします。
屋根をきれいにしたら、塗装のための下地処理を行います。
この作業をケレンと言い、塗膜を密着しやすくするために行う目荒らし作業で、このひと手間があるだけで仕上がりが格段に良くなります！
下塗り用の塗料にはサーモアイシーラーを使用します！
サーモアイシーラーは、非常に遮熱性の高い下塗り用塗料です。
この下塗りは結構大事な作業で、下塗りをすることによって仕上げ用塗料とスレートの密着性を高めてくれる効果があるんです！
下塗り処理を丁寧に施すことで、古いスレートにもしっかりと密着させることができます(*^_^*)
棟板金の塗装を終えたら、スレートにも屋根のてっぺんから下塗りを行います。
下塗りを十分乾燥させ、仕上げ塗装の１回目と中塗り塗装を行います。仕上げ塗装は、中塗りと上塗りの合計２回行います！
今回使用する塗料はサーモアイSiです。こちらも非常に遮熱性の高い塗料で、先ほど紹介した下塗り塗料のサーモアイシーラーと併用することで高い遮熱効果が発揮されます！(^^)/
足元に気を付けつつ、スポンジローラーを使い、スレート一枚一枚を丁寧に塗っていきます。
隅々まで塗り、十分に乾燥させたら上塗り塗装を行います。しっかりと乾かして重ね塗りをすることで、塗膜に厚みがで対候性や防水効果が発揮されるのです！
これで屋根塗装は完了です(^^♪
続いて、窯業サイディングの塗装の様子をご紹介しますヽ(^o^)丿
今回、下塗りはパーフェクトサーフ、仕上げ塗料にはパーフェクトトップという塗料を使用しました！
パーフェクトトップは比較的お手頃な価格なのですが、その割に耐用年数が長く、対候性・対汚染性にも優れ、人気の高い塗料です。
まずは下塗り塗料のパーフェクトサーフから塗布します。屋根同様、下塗りには外壁と仕上げ塗料の密着性を高めて、より長持ちさせる効果があり、さらに塗料の過度な吸い込みを抑えるという効果もあります。
ローラーを使って、丁寧に塗りこんでいきます！
下塗りを終えたら、パーフェクトトップで仕上げ塗装を行っていきます！カラーは、お客様のご希望で淡いイエロー系のものとなりました(*^^*)
仕上げ塗装は、屋根同様に中塗りと上塗りの計２回行うのが基本となります。壁材の塗料の吸い込み具合によっては下塗りを２回行うことや、仕上げを３回行うこともあります。色ムラを抑えて美しく仕上げるには、重ねる回数を増やすこともあります！
屋根と同じくローラーを使って丁寧に塗っていきます。
表面に凹凸があるサイディング外壁には、やや毛足の長いローラーを使うことで塗料を凹凸の奥までしっかりと塗りこんでいきます！
樋や天戸の周辺など、入り組んだ複雑な部分の作業ではサイズの異なる刷毛を使い分けて仕上げを行っていきます。
塗装作業を終えたら、塗り残しは無いか、塗りムラ、汚れの付着が無いかを複数名のスタッフでチェックします。これで塗装工事は完了です！
屋根・外壁塗装セットの塗装料金は、税込83万3800円～からとなります。
お住いの面積や使用する塗料によって金額は変わってまいりますので、是非街の外壁塗装やさんまでお問合せください(^^)/♪
＞＞屋根・外壁塗装セットプランについて、詳しくはコチラ！
↑こちらは、施工後のお住いの様子を上空からドローンで撮影したものになります。街の外壁塗装やさんでは、ドローンを使って施工後のお住まい全体の撮影が可能です！
屋根、外壁ともに新築と見間違えるほど綺麗な仕上がりになりました！お客様にもお喜びいただき、私どもも嬉しい限りです(#^.^#)
アフターフォローとして、今後定期的点検を行い、不具合が起っていないかどうかの調査や、メンテナンスのご提案を行ってまいります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします！(^^)/
記事内に記載されている金額は2024年01月11日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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