
小平市にお住まいのお客様より、「外壁に穴が開いてしまったので修理してほしい」とのお問い合わせをいただき、現地調査にお伺いしました。
調査の結果、穴は玄関の庇部分にある破風板と外壁の接合部分にできていました。
修理にあたっては、外壁を一度剥がし、外壁の補修と合わせて破風板などの修理も必要となります。
なお、外壁を剥がした際に内部の状態によっては追加工事が必要になる可能性があることも事前にお伝えしました。
その上で、外壁張替え工事をご提案し、ご依頼をいただいたため工事を実施いたしました。
使用した外壁材は、お客様のご希望に沿って、ニチハ社製の木目調「ドヌムココアⅡ(ブラウン系)」14mmの窯業系サイディングです。
外壁の状態を確認したところ、玄関の庇と外壁の重なり部分に穴が開いていました。穴の影響で、外壁に触れると揺れるほどの劣化が見られます。
部分的に補修跡はありますが、ここまで大きな穴が開いてしまっているため、補修だけで対応するのは難しい状況です。

外壁の穴に加え、玄関庇の破風板にも傷みが確認できたため、外壁の修理とあわせて破風板の修理も必要となります。修理にあたり必要な工事内容をお客様にご説明しました。
なお、外壁の修理中に下地の傷みが著しい場合は、追加工事が必要になる可能性があることもお伝えした上で、ご依頼をいただき、工事に着手いたしました。
最初の工程では、
既存の外壁材とタイルの撤去作業を行います。撤去作業が完了した後に、外壁下地の状態を確認します。
外壁材の裏には透湿シートが設置されているため、透湿シートも併せて剥がす作業を行います。
透湿シートを剥がした下地の状態を確認したところ、
穴の開いた箇所から雨水などが浸入した影響で、筋交いと間柱が原型を留めないほど傷んでいました。このままでは耐震性に問題が生じるため、筋交いと間柱を新しく設置する必要があります。
お客様に筋交いと間柱の状態をご確認いただき、これらの新規設置を追加工事として行うことになりました。まず、既存の断熱材・筋交い・間柱を撤去し、その後、新しい筋交いと間柱を設置します。
筋交いと間柱の設置後に、
新しい断熱材を入れ、透湿シートも新たに設置します。
これで外壁下地の修理は完了です。
その後、新しい外壁材の設置作業に移ります。
新しい外壁材の設置作業です。
今回
使用する外壁材は、ニチハ社製の木目調ツートン「ドヌムココアⅡ」です。
設置する箇所に合わせて、外壁材を加工しながら取り付けていきます。
外壁材は、下地の胴縁に専用の釘でしっかり固定していきます。
新しい外壁材の設置作業が完了した後は、外壁材の継ぎ目に新しい
コーキングを充填し、全ての作業が完了となります。
外壁張替え工事完了後にお客様にご確認いただき、「希望通りの仕上がりで、綺麗になりました」と大変ご満足いただけました。工事前の外壁内部の状態には驚かれていましたが、今回の工事でしっかりと修理することができました。

外壁の修理や張替え工事は、街の外壁塗装やさんにご相談ください。
調査・お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2025年10月08日時点での費用となります。
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