8年前の東日本大震災時に、建物外壁塗装とシーリング工事を当社で施工させて頂いて以来のお付き合いをさせて頂き、今回雨漏りが発生しまして、その原因のひとつと考えられる、屋上シート防水の劣化部分の補修と防水塗装をご依頼されました。
施工内容
防水工事 シート防水のウレタンパテ処理、水性防水塗装
使用材料
水性防水材アトレーヌ、トップコート遮熱グレー、ボランスシート、ウレタンパテ
水戸市、屋上シート防水の部分的の下地補修補修と防水塗装
今回の工事は、3階建てRC造りの屋上シート防水、部分的補修、防水塗装工事になります。
今回の建物は、室内から屋上へは出られませんので、昇降する為に、仮設足場を設置しました。
まずは、高圧洗浄でシート防水の汚れ等を除去していきます。汚れ等が付着した上に施工してしまいますと、今回施工した塗料等が、すぐに剥れ等の不具合に繫がってしまい、今回の工事の意味が無くなってしまうから、綺麗に洗浄しています。
まずは、今回補修する、ジョイント部分に、ウレタンパテ専用プライマーを塗っていきます。プライマーは、わかりやすく言えば、接着剤的役割で、長期にわたり密着させる為に塗ります。
シートの重なり部分、ジョイント部分を、ウレタンパテを使用して補修していきます。
今回は、外周立ち上がり部分と、側面から60cm迄の床面を施工します。
関西ウレタン化工㈱ 弾性ウレタンパテ カートリッジタイプを使用しました。
この材料の特長が、肉やせが殆どなく、薄塗り部分もシーリング材と違って劣化しにくいので、今回のような時は使用しています。
ウレタンパテ補修後、更に万全を期す為、アトミクス㈱製の不織布、製品名ボランスシートを貼っていきます。
ボランスシートは、水性防水材アトレーヌを、シートの下、更に上を塗って接着していきます。不織布はかなり強度が高く、ここまで施工すれば、かなり安心です。
立ち上がり部分と床面のジョイント部分にボランスシートを貼っていきます。
まずは、今回施工する部分のジョイント目地部分全てに、ボランスシートを貼っていきます。
水性防水材アトレーヌ 下塗り専用塗料を使用して、今回は6工程、6回塗りました。
雨漏りが原因の補修工事になりますので、万全を期す為に6回塗りになりました。
ローラー工法で、1回に厚塗りしますと塗膜の割れ等の不具合が生じますので、この工程になりました。
こちらは、1工程目が塗り終わった完了写真になります。
下塗り1工程目と同じ作業を、繰り返し6工程目迄塗っていきます。
下塗り6工程完了になります。かなり膜厚がつきました。
アトミクス㈱ 水性防水材アトレーヌ 下塗り専用塗料になります。
この塗料の特長は、特殊アクリル樹脂で出来た優れた塗料でして、乾きがとても早く、1日で最大6回塗りまで可能な塗料でして、作業性がとても抜群なので、使用しています。
アトレーヌシリーズのトップコート 水性トップSG遮熱グレーを使用して、ローラー工法で塗り上げていきます。
上塗りは、艶有りの遮熱塗料になります。
上塗りは、1工程での仕上げになります。
仕上りが艶有りですので、かなりの光沢での完了になります。
アトミクス㈱ 水性防水材用トップコート アトレーヌ 水性トップSG 遮熱グレーになります。
この塗料は、耐久・耐候性にとても優れていまして、遮熱塗料になりますので、紫外線等での劣化にも強い塗料になりますので、かなり長期ににわたり塗膜を維持できる製品ですので、当社では推奨塗料のひとつになります。
東日本大震災以来からのお付き合いで、建物のメンテナンスは全てお任せしていますので、今回の工事対応にも安心してお任せしています。
今回の工事対応ありがとうございました。これからも、よろしくお願いいたします。
今回の屋上シート防水補修塗装工事を
もっと詳しく知りたい方・塗装工事全般に関するご質問
当社が実施している建物無料診断をご希望の方
は、お気軽にお問い合わせください。
↑クリック
記事内に記載されている金額は2019年03月29日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。