笠間市のみなさん、こんにちは。街の外壁塗装やさん水戸店です。
今回は、外壁目地をノンブリードオートンシーラーで打ち替した様子をお届けします。
「外壁塗装屋さんがシーリング作業?」と、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
外壁塗装とシーリング打ち替えは、セットで行う方がお得になり、よくご注文いただいているんですよ〜
打ち替えの作業工程に加えて、なぜお得になるのかお話ししますね。ゆっくりご覧ください( ^ω^ )
そもそもシーリング打ち替えを、何故行うのでしょうか?まず、シーリング打ち替えの必要性について解説します。
シーリングは、コーキングとも呼ばれ、外壁の目地やサッシと壁の境目などに、防水を目的として充填されるゴム状の樹脂です。
経年劣化したシーリングを取り除いて、新しいシーリングを充填する作業を打ち替えといいます。業者さんによっては、シール作業とも言うようです。
サイディングやALC(軽量気泡コンクート)を外壁材として使用する場合、パネルとパネルの間に1〜2cmのすき間が必要であり、このすき間を目地と呼んでいます。
実は、サイディングなどの外壁材は、温度変化により微妙に伸び縮みしているんです。
だから、すき間を確保しないと、外壁材の伸縮によりすぐに壊れてしまいます。けど、すき間があると雨が入り放題ですね(//∇//)
そこで、外壁材の伸縮に耐えられるシーリングが大活躍しているんです。
シーリングは、伸び縮みの繰り返しや温度変化、あるいは紫外線などにより、ぼろぼろになるなど経年により劣化するんです。一般的に、7〜10年が耐用年数と言われています。
シーリングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください^^
うんちくはここまでにして、早速シーリング打ち替え作業を見ていきましょう。
ノンブリードオートンシーラー
プライマー
こちらが、今回使用する材料です。
ノンブリードタイプのシーラーは、シーリングが汚れるブリード現象が発生しにくく、いつまでも美観を維持する優れものなんですよ〜
プライマーは、シーラーをくっつき易くするために下塗りに使用します^^
古いシーリングを取り除いて清掃し、緑色の養生テープを張った後に、プライマーを塗ります。
プライマーを塗る部分は、サイディングの側面だけです。目地底(目地の奥)には、ボンドブレーカーやバックアップ材といった、シーリングがつかないようにする保護材があります。
何故、目地底に保護材があるのでしょうか?
目地底にシーリングがくっつくと、シーリングがサイディングの収縮についていけなくなり、劣化が早くなるんです( ; ; )
写真ではシーリングを流し込んでいるように見えますが、実はサイディングの側面だけにくっつくように埋めているんです。まさに職人技ですね٩( ‘ω’ )و
ちなみに、この方法を二面接着といいます。
仕上げにシーリング専用のヘラで押さえつけます。
また、仕上げは押さえるだけでなく、サイディングの模様(凹凸)に合わせて形を整えているんですよ〜
出窓と壁の境目
玄関と壁の境目
外壁目地だけでなく、出窓やサッシ、あるいは玄関と壁の境目(取り合い)のシーリング打ち替えも行いました。
境目のシーリングが劣化すると、雨漏りにつながることから、定期的に打ち替えを実施しましょう。それが、大切なお住まいを長持ちさせる秘訣ですよ(^o^)/
おしまいに、シーリング打ち替えと外壁塗装をセットで行うメリットをお話ししましょう。
シーリング打ち替えと外壁塗装をセットで行うと、足場の仮設費用が1回分削減でき、トータルで工事費が安くなるんです。
ちなみに、足場は作業員の安全確保や質の高い工事を行うために欠かせません。
足場の仮設費用は、お家の大きさにもよりますが、一般的に15〜25万円といわれています。なるべくなら、シーリング打ち替えや外壁塗装だけでなく、屋根塗装などのメンテナンスも同時に行うとよいでしょう(╹◡╹)
足場の有効活用については、こちらの記事もご参考くださいね。
今回の、外壁目地をノンブリードオートンシーラーで打ち替えた工事はいかがでしたか。
シーリングに無数のひび割れが発生している、あるいはサイディングとの間にすき間ができていると、それはメンテナンスのサインです。
とはいえ、どのような状態が悪いのか分からないですよね。
街の外壁塗装やさん水戸店では、無料調査を実施しています。お住まいの修繕計画の参考として、お気軽にご活用ください♪
記事内に記載されている金額は2024年11月15日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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