切妻のアパートで両妻の塗装の剥がれが気になって勉強会に参加した。前回の塗装からあまり年数が経っていないのに少し傷みが出るのが早いのではと思って専門家に相談しようと思ったから
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 サイディング張替え 改築 内装工事
使用材料
屋根はニッペのサーモアイSi 外壁は外壁はパーフェクトトップ
当社が毎月行っている勉強会に参加して下さったAさんのお住まいは行方市玉造甲にある2階建て6所帯のアパートの2階部分を3部屋貫通出せてお住まいにしている建物。1階の1部屋がAさんのオフィスで2部屋が賃貸用というちょっと変わったお宅でした。コロニアルの屋根に第碧サイディングそれに鉄骨階段。見た目には普通のアパートです。今回の塗装を考えたきっかけは数年前に防衛庁?(この辺は航空自衛隊百里基地の近く)の絡みの防音工事でサッシ窓の改修をしたらしくその時に外壁の塗装もしたとの事。その時の塗装の状態が良くないというのが勉強会に参加して下さった理由でした。
勉強会の会場で現地調査のお約束をして、後日現地に伺いました。建物は切妻 簡単に言うと屋根が参画になっていて雨樋が付いてない面がある作りです。下の写真のような形です。妻側に軒天が無いタイプでした。
現地に行って外壁を見てみると思った以上に状況が悪く現状塗膜の剝れている2面については塗装は出来ないという判断でした。以前同じように外壁サイディングが塗装だけでなく素材そのものから剥がれた物件で塗料メーカーさんに補修方法を相談しました。当時は強溶剤のエポキシ系のプライマーを塗って下地を固めてしまえば大丈夫。と言われて何件か補修しましたが殆どが剥がれが再発してしまったので今はサイディングの貼替を提案しています。せっかくお金を出して頂いて工事をさせてもらっても結果その場しのぎの工事になってしまってはお客様の為になりませんから。という考えから屋根コロニアルは遮熱シリコンのサーモアイ 外壁は日本ペイントのラジカル制御 パーフェクトトップでご提案しました。当然両妻はサイディングの貼替です。仮設足場を架けて工事が始まり高圧洗浄 次に外壁の貼替です。写真い写っているのは西側ですが東側の外壁を剥がし始めてビックリ 桁と柱が腐っていました。
前回 サッシの交換をした時にシーリングをきちんとして今買ったのが今回の原因です。ぱっと見ちょっと質の悪い外壁材が劣化していると思ったのですが実はサッシ周りのコーキングをきちんとしなかった為にそこから水が入ってサイディングだけでなく柱や桁までも腐らせてしまったのです。この現場以降コーキングの劣化には少し敏感になっていますが大げさな話しではなく本当にあった現場なのです。補修方法についてはまた別の機械で説明させてもらいます。
外壁工事が終わっていよいよ塗装工事です。屋根にはきちんとタスペーサーを入れて縁切りも完璧です。コーキングは撤去後打ち替えでこれも心配なしです。鉄骨に至ってはサンダーケレン(電動工具を使った錆落とし)の後 試験的に強溶剤のハイポンデグロを2回塗りました。この上にクリンマイルドシリコンの2回塗りです。この錆止め2回塗は尊敬する愛知県の同業の社長に教わった仕様で当社としても標準仕様にしようと考えています。防水はアトミクスの水性アトレーヌ。ちょっと心配だった2面の外壁サイディングですが水性カチオンシーラーを塗った後にアンダーフィーラー弾性エクセルで不陸調整その後パーフェクトトップ2工程で仕上げました。施主様も大変満足してくれました。今回の工事の反省点ですが外壁貼替部分の下地状況を予想出来なかった事です。お客様は柱の補修費に対して普通にお金を払って下さいましたが現調時にもしかすると と下地の状況を予想してのお話が出来ていればと思いました。思わぬ状況でちょっと日にちが掛かってしまいましたがとても勉強になったA様邸でした。
記事内に記載されている金額は2017年12月01日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。