千葉市中央区新田町にお住まいのM様邸にて行った外壁塗装工事の様子をご紹介致します。M様は以前、令和元年房総半島台風の際に被害を受けた瓦屋根の棟取り直し工事を施工させていただいたお客様になります。(
令和元年房総半島台風の被害に遭った瓦屋根の棟取り直し工事を実施)
今回は、
外壁塗装工事をご検討されているとの事でご相談をいただき、調査にお伺いさせていただくとモルタル外壁に汚れが付着しており、色褪せている状態でした。外壁を手で触ると
チョーキングが発生しており、塗膜が剥がれている状態でした。モルタル外壁は塗膜で保護されており防水性や耐久性を保持しています。紫外線や風雨、塵埃等の外的影響を外壁は日々受けていますので経年により徐々に塗膜が剥がれてしまい、チョーキングが発生します。チョーキングは塗料が粉化する症状ですので外壁を保護する塗膜が無くなってしまうため外壁材自体の劣化を早めてしまいます。
また、外壁全体にクラック(ひび割れ)が発生しておりました。クラックは放置してしまうと雨水が浸入してしまい雨漏りの原因になりますので早めの対応が必要です。
M様に調査のご報告をし、塗り替え時期になりますので外壁塗装工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。外壁塗装工事にて使用する塗料は日本ペイント株式会社の
パーフェクトトップになります。パーフェクトトップはコストパフォーマンスに優れており、シリコン塗料とほぼ同価格で耐用年数はシリコン塗料以上フッ素未満と言われております。お手ごろな価格で長めの耐用年数をお考えの方にお薦めの塗料になります。
使用材料
日本ペイント パーフェクトトップ 19-70H
外壁の点検の様子です。外壁は
モルタルになります。モルタル外壁は塗膜で保護されており、太陽光や紫外線、風雨や塵埃等の外的影響を受けて塗膜が剥がれてしまいます。剥がれると防水性が低下してしまいます。防水性が低下すると雨水を吸収しやすくなりますので汚れが付着しやすくなります。また、水分を好む苔が発生してしまう原因やサッシ廻りに付着した汚れが雨水で流れて雨垂れの原因になります。防水性の低下により汚れの付着や苔の発生は美観を損ねるだけではなく耐久性の低下に繋がります。
クラック(ひび割れ)の様子です。モルタル外壁はクラックが発生しやすい外壁になります。塗膜が剥がれてくるとモルタルが雨水を吸収しやすくなってしまいます。雨水を吸収するとモルタルは乾燥と吸水を繰り返して膨張・収縮の動きが生じ負荷が掛かるため、クラックが発生してしまうのです。
建物の方角により外壁の状態は異なります。特に日照時間が短く陽当たりの悪い北面は汚れが付着しやすく苔が発生しやすい方角になります。外壁の防水性の低下は耐久性の低下に繋がりクラック等の原因になりますので定期的にメンテナンスを行う事でお家の寿命を延ばす事に繋がります。外壁は四季の寒暖の差や様々な天候の影響により膨張と収縮を繰り返しているので、負荷が掛かります。負荷に耐えられなくなると傷みの原因になり、クラックも発生しておりますのでM様に調査のご報告をし、
外壁塗装工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。
外壁塗装工事の様子です。外壁塗装工事は先ず、旧塗膜や汚れを除去するため高圧洗浄にて洗浄作業を行い、丁寧且つ確実に洗い流していきます。塗装工事では高圧洗浄を行わないと新しい塗料が密着せず、塗料の耐用年数に影響してきます。旧塗膜や汚れが付着したままですと耐用年数が短くなってしまう事が懸念されますので高圧洗浄作業は必ず行います。
養生作業の様子です。塗料が飛散したり、跳ねたりして汚れてしまわないようにする為、マスカー(ビニールシート)等で塗料が付着してはいけない箇所に養生をしていきます。細かい隙間や境目もマスキングテープ等で塞ぎ塗料が入らないようにしていきます。
屋根も塗料が付着してはいけませんのでしっかりと養生を行います。養生の工程は、塗料による汚れ防止の他、仕上がりを左右する重要な工程でもあります。塗る部分と塗らない部分を明確に分ける事で作業効率も上がります。
下塗りの工程の様子です。被害を受けた箇所の吹付が終わりましたら外壁全体の下塗りを行っていきます。外壁塗装工事は主に下塗り、中塗り、上塗りの3回の工程で塗装を行います。下塗りの工程は外壁に仕上げ塗料を密着させる重要な役割を果たします。中塗り、上塗りに日本ペイントのパーフェクトトップを使用致しますので下塗り塗料には日本ペイントのパーフェクトフィラーを使用致します。
既存のモルタル外壁は凹凸がありますのでムラなく丁寧に塗り込んでいきます。パーフェクトフィラーは水性系なので環境に優しく、ひび割れ追従性に優れています。きめが細かく上塗りの吸い込みが少ないのも特長です。下塗りの工程も外壁塗装工事の仕上がりを左右すると言っても過言ではありません。
中塗り・上塗りにて使用する塗料は日本ペイントの
パーフェクトトップになります。パーフェクトトップはコストパーフォーマンスに優れシリコン塗料とほぼ同価格で耐用年数はシリコン塗料以上フッ素未満と言われています。お手ごろな価格で長めの耐用年数をご希望の方にはお薦めの塗料になります。塗料の色はパーフェクトトップのカタログに載っている標準色ではなく、M様のご希望の色が御座いましたので日本塗料工業会が出している色見本からお選びいただき19-70Hになります。
中塗りの様子です。下塗りの工程が終わりましたら十分に乾燥させ中塗りの工程を行います。専用のローラーで塗布していき、細かい部分は刷毛を使用して丁寧に塗っていきます。
上塗りの様子です。中塗りの工程後、仕上げ塗りの2回目の上塗りを行い塗膜を厚く強固なものにします。塗料メーカーでは殆どの塗料の仕上げ塗りを2回行うように指定されています。メーカーが指定した回数を塗らないと色褪せも早くなりますし、耐用年数も短くなります。
M様のご希望によりモルタル仕上げの破風部分はND-010の塗装色にて上塗りを行っていきます。破風部分は板金との隙間がありますので刷毛を使用して丁寧に仕上げていきます。
付帯部の塗装の様子です。外壁塗装工事を行なう際には外壁以外の付帯部と呼ばれる雨樋や霧除け等の塗装も行います。建築資材の殆どは塗膜で保護されておりますので付帯部も塗装する事により耐久性の保持に繋がり、美観の維持にも繋がります。
付帯部の塗装は2回塗りになります。雨戸や戸袋も付帯部になりますので雨樋や霧除けなどと同様に2回塗りを行い丁寧に仕上げていきます。外壁以外の付帯部も塗装する事で外壁同様に長持ちさせる事に繋がります。下塗りの上に仕上げの塗装を塗りムラの無いように行い綺麗に仕上がりました。付帯部の塗装は外壁塗装工事と併せて行う事で防水性や耐久性の保持、美観の維持にも繋がります。
全ての塗装が終わりましたら、塗り残しが無いように確認しながらタッチアップを行い、お客様お立会いの元、確認をいただきましたら外壁塗装工事が完了となります。汚れや付着しており色褪せておりましたがイメージ通りに綺麗に仕上がったと大変満足していただきました。
私たち街の外壁塗装やさんでは引き続き
新型コロナウィルス対策を行っており、飛沫感染のリスクを防ぐためマスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
外壁塗装工事を施工させていただいてから約1年が経過致しましたので定期点検(1年点検)にお伺いさせていただきました。外壁の塗装は勿論の事、付帯部も含めて問題はありませんでした。塗装工事では剥がれや膨れ等の不具合が発生してしまう恐れがありますが、定期的に確認する事が重要になります。
ラジカル制御によって紫外線による劣化を防ぐパーフェクトトップはコストパフォーマンスが高い人気の塗料になります。約1年が経過したM様邸は色褪せも無く艶も維持しておりました。
M様に点検のご報告をし、特に問題は無かったことをお伝えし定期点検は終了となります。次回の点検は、隔年点検の3年点検になり2年後の点検になります。安心のアフターメンテナンス体制で今後も責任を持ってしっかりとサポート致しますにので引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
外壁塗装工事の費用につきましては税込657,800円から承っております。使用する材料により金額が異なりますので詳しくは私たち街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2022年07月08日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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