雨漏りの被害に遭ったお客さまが、弊社のホームページをご覧になり、お問い合わせをいただいたのがきっかけです。
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 防水工事 その他 ツタ除去
使用材料
《屋根》無機UVコート
《外壁》アステックプラス(添加)超低汚染リファイン・ホライゾンブルー(上塗り)
《付帯部》フッソUVコート
《軒天》マルチエース
《防水》FRP
お問い合わせをいただいて、早速現地調査にお伺いしました。
雨漏り鑑定士の資格を持ったスタッフが、現地の様子をみていきます!
現地外観です。外壁右端、遠目からでもツタの跡がみえます。
ツタは除草剤で枯らしたそうですが、枯れてもなお外壁にしっかりと張り付いています。
太陽の光があまり当たらない、湿度が高くなる場所は苔が生えやすいです。
ウッドデッキは色あせています。ツタの被害は広範囲にみられました。
切妻屋根の破風板部分(濃いグレーの箇所)、シーリングが劣化しています。
隙間から雨水が入り込んで雨漏りの原因となります。
屋根は高所カメラでみていきます。
歪んでみえるのは、強風で煽られて浮いてしまった部分です。
こちらも放置しておくと雨漏りの原因となります。
サーモグラフィーで水分含有をみていきます。
水分を含んでいる箇所は温度が低く=青くなります。
雨漏り原因は、外壁材を繋ぐシーリングが劣化した部分でした。
劣化したシーリングの隙間から雨水が入り込み、内部に侵入したのでしょう。
カワスキというヘラのような道具で、外壁にこびりついたツタを剥がしていきます。
枯れたツタでも密着度はかなりのものです。
気根が残っていると、日光と雨水などの水分で生長してしまいます。なんという生命力!
ツタは生命力がつよいため、剥がしたとしても「気根(きこん)」と呼ばれる根は消滅しません。
そのためガスバーナーで炙って、ツタを焼き切っていきます。
焼いた後は、ブラシで焼けたツタをとっていきます。
ツタの除去が完了しました。
外壁にツタが生えていると、外壁の劣化や破損に気づきにくくなります。
ツタの根は深く、例えばシーリング部分に根を張られると雨漏りの原因に、室外機や給湯器などに入り込むと機器の故障にも繋がります。
こちらも修理・塗装の前準備です。
今回の雨漏り原因はシーリングの劣化でしたので、高圧洗浄が先ですが、雨漏り原因・箇所によっては高圧洗浄より先におこないます。
屋根は金属屋根でした。
そのため、下塗りには防サビ効果のある下塗り材を使っていきます。
はじめに細かい部分を塗装するダメ込みをおこない、その後にローラーで塗っていきます。
上塗り塗料には「無機UVコート」という汚れに強い塗料を使用しました。
中塗り完了したところです。乾燥を待って上塗りをしていきます。
上塗り塗料は2回に分けて塗ることで、屋根を守る厚みのある塗膜をつくることができます。
色あせていた屋根が美しさを取り戻しました!
劣化に強く汚れにくい塗料で、美しさを長期間保ちます。
雨漏り原因となったシーリングを修理!シーリング打ち替え
雨漏りの原因となった外壁のシーリング箇所のほか、全体的に打ち替えをしていきます。
シーリングは種類にもよりますが、7~10年程度で寿命といわれます。
最近では長寿命のシーリングも出ているので、屋根や外壁の塗料と耐用年数を合わせるとよいでしょう。
シーリング手順は雨漏り箇所もそうでない場所も同じです。
古いシーリングを撤去 → プライマー塗布 → 新しいシーリングを打ち込む → ヘラで成型する
サッシ周辺などは「増し打ち」といって、既存のシーリングの上から新しいシーリングを重ねていきます。
屋根と外壁以外の場所も塗装!付帯部(ふたいぶ)塗装
こちらは軒天の塗装です。
軒天の状態も経年劣化の範囲で激しい痛みはないため、下塗り不要の「フッ素UVコート」で塗っていきます。
防カビ効果のある塗料なので、湿気が溜まりやすい軒天をカビなどの侵食から守ります。
雨樋・破風板ともにケレン作業をして、塗料が密着するように下準備をします。
破風板は下塗りにサビ止めをしたあと、上塗り塗料を2回塗っていきます。
紫外線による劣化に強く、汚れにくい「フッ素UVコート」を使用しました。
シャッターボックスにもツタの跡がありました。
防サビ効果のある下塗り材を塗っていきます。
ベランダも経年で防水性が失われていきます。
古い塗膜を削って、新しい防水塗料が密着する下準備です。
「アセトン」という揮発性の高い有機溶剤で拭き取り作業をしていきます。
油膜を拭き取って、塗料の早期剥離を予防します。
プライマー、トップコートを塗っていきます。
今回はFPR工法で防水塗装をしていきました。
ツタと苔で侵食されていた外壁、塗装には防カビと防水の効果を追加していきます。
「アステックプラス」という添加剤を下塗り材にいれていきました。
703種類の細菌やカビ・藻などに効果を発揮する優れた防カビ添加剤です。
上塗材には、汚れがつきにくく・汚れを洗い流すセルフクリーニング機能がついた・高い遮熱効果をもつ「超低汚染リファイン」を使用しました。
カラーはホライゾンブルーです。
外壁塗装の上塗りが完了。
その他付帯部塗装も完了した段階で、塗装がきちんとされているかの確認をします。
色の取り合いの滲みがないか、塗装しない面が汚れていないか、塗料垂れや透けがないか、をみていきます。
マスキングテープは修正部分がわかるように貼っていきます。
途中でついてしまう小さいキズなどもタッチアップの対象です。
見落とさないよう、細心の注意を払ってみていきます。
色あせていたウッドデッキを、綺麗にしていきます。
はじめにケレン作業でささくれなどを落としていき、塗装をしていきます。
今回は浸透するタイプの塗料で塗装をしていきました。
ウッドデッキの塗装は防カビ・防虫・防腐に役立ちます。
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記事内に記載されている金額は2020年08月06日時点での費用となります。
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