「雨漏りで眠れない・・・!!!」
つくば市のお客さまから、切実なご相談をいただきました。
家のあちこちから雨漏りがしていて、内部にもカビなどの影響がはっきりと出ているとのこと。
雨漏りが直せるなら直してほしい。
雨の日には雨水が建物を流れる音が大きく、眠れないとのことでした。
弊社は雨漏り再発ゼロ!なのも依頼するきっかけのひとつだったそうです!
(2020年9月現在、弊社が雨漏り修理をおこなった現場での雨漏り再発なし)
施工内容
外壁塗装 防水工事 シーリング打ち替え 部分塗装 雨樋塗装、網戸張り替え
つくば市のご自宅は、事務所兼住宅とのことでした。
現地を確認していきます。
まずは外壁から。外壁はALC施工でした。
性能がよく30年はもつといわれるALCですが、塗膜の耐久年数は別です。
雨漏りも手伝って、外壁塗膜の劣化は著しいですね。
もともと車庫だった場所を事務所に改装したとのこと、端部にはサイディングを使用されていました。
破損した箇所からは雨水が入り、内部の健在に影響が出てしまいます。
ALC外壁にみられるヒビ割れは経年劣化によるものです。
建物の中に入るとこのとおり、天井は絵の具で描いたように丸く黒いカビが出来ていました。
屋根は陸屋根と呼ばれる、出入り可能な屋上となっていました。
先程の天井のカビは排水口からの雨漏りと見られます。
お風呂のタイルが剥がれてしまったとのこと、こちらは浴室シートにしていきます。
現地調査では、赤外線サーモグラフィで雨漏りの状態を確認していきます。
赤外線サーモグラフィでみると、こうなっています。
青い部分が水分を含んでいるところです。
通常は他の黄色い外壁部分と変わらない色になります。
赤外線サーモグラフィだけでは、雨漏りの原因箇所を特定できません。
費用はかかりますが、確実に雨漏りを直すために、散水調査をおこなっていきました。
いくつかのセクションに分けて、水をかけていきます。
外で水を掛ける係、室内で赤外線サーモグラフィ確認する係、雨漏り鑑定士のスタッフは雨漏り原因を特定するために中と外をひたすら往復していきます。
ALC外壁にかけた水が、室内に滲み出てしまっています。
雨漏りが酷く、溢れた水に困ったお客さまが、溝を作って水の通り道を作られていました。
施工開始!! 外壁塗装に入る前に高圧洗浄で汚れを落とす
つくば市の雨漏り修理・外壁塗装現場での高圧洗浄作業です。
掃除の基本、上から作業を開始します。
ALC施工3階建ての建物の隅々まで、汚れを落としていきました。
痩せたシーリングは雨漏り原因に。シーリングの打ち替えと増し打ちも雨漏り修理のひとつ!
ALC外壁を繋いでいるシーリング。
シーリングは経年劣化で、弾力があった状態から徐々に硬化して、痩せ・ヒビの現象がみられます。
シーリングには隙間を埋める役割もあります。
隙間が空いた状態で雨が降ったら、、、雨が中に入ってしまいます。
今回の雨漏りもシーリング劣化が原因のひとつでした。
つくば市ALC外壁の古いシーリングを撤去して、新しいシーリング打ち込んでいきます。
ALC外壁に入っていたヒビも、合わせて補修していきました!!
欠けていたALC外壁を、防水性を高めたモルタルで埋めていきました。
外構電気の配線部分から雨漏りがありました。
こちらも隙間を埋めていきます。
これはベランダの手すり部分、「笠木(かさぎ)」と呼ばれるところです。
笠木を上げて、笠木設置で開いていた穴を埋めていきます。
窓など、塗料が飛散したら困る場所を、養生シートなどで保護していきます。
養生は一度きりではなく、塗装する箇所によって養生する場所も変わっていきます。
ALC外壁の防水塗装、塗装工程は基本下塗り(下塗り材)~中塗り(上塗り塗料)~上塗り(上塗り塗料)の3工程です。
今回雨漏り被害が酷かった面の外壁には、リボール式防水塗装を追加しておこないました。
ここは、外壁にALCではなくケイカル板が使われていた箇所です。
セメントを加工したALCと、加工された木の板、雨に弱いのはもちろんケイカル板です。
こちらもリボール式防水塗装をおこないました。
ALC外壁塗装、下塗りのあとに防水塗装を挟んだら、中塗りをおこないます。
ALC外壁塗装に使用した塗料は「超低汚染リファイン1000MF-IR」です。
つくば市の雨漏り修理・外壁塗装現場、外壁の上塗りの写真です。
カラーはカラーボンドリバーガムという色を選ばれました。
中塗りと色が違うように見えるのは、乾燥しているのと塗りたての違いです。
軒天の塗装です。
マルチエースという、防カビ効果のある塗料をつかっていきます。
長柄にローラーをつけて塗っていきます。
上を向いてムラのないように塗っていくのはコツがいる作業です。
ベランダには防水塗装をしていきます。
雨漏りをしていた笠木は、補修したあとにリボール式防水塗装をおこないます。
リボール式防水はL1の下塗りから中塗りL2L3トップコートL4までおこないます。
つくば市の雨漏り修理・外壁塗装現場でのベランダ防水です。
リボール式防水塗装は高い防水性以外にも、火に強い耐火性、耐候性もある、高性能な防水塗料です!
ベランダ外壁中塗り、ベランダの外壁もALCです。こちらはアプリコットというカラーを選ばれました。
外壁塗装は遮熱性のある「超低汚染リファイン1000MF-IR」をつかっています。
施工時期は雨が多く、朝現場に行くと水たまりが出来ていました。
水糸を使って、緩やかな凹凸がでないように慎重に厚みを付けていきます。
ベランダ床面の防水塗装、かなり厚みがついてきました。
現地調査の際の雨樋です。
塩化ビニル樹脂製の雨樋に、塗膜がガッチリとついています。
塗装を長持ちさせるためには、古い塗膜を落とさなければなりません。
ベビーサンダーで、雨樋自体を傷つけないように注意しながら古い塗膜を削り落としていきます。
雨樋の塗膜を削り落としました!!
すべての雨樋の古い塗膜を落とすのに、述べ3日ほどかかりました。
雨漏り修理完了!本当に雨漏りは止まった?修理後に「雨漏り散水調査」を再び行います!!
作業自体は、雨漏り原因を特定したときと同じです。いくつかのセクションに分けて雨が降った状態を再現していきます。
目視だけはありません。赤外線サーモグラフィもつかって、雨漏りがおきてしまわないかしっかりと確認していきます!
ちなみにこのとき再び雨漏りが起こった場合、雨漏り箇所を再度特定して修理、再び散水調査をしていきます。
屋上は便利だけど雨漏りの原因になりやすい場所でもあります
広々としたスペースを利用できるのがお得な屋上ですが、雨漏り原因としてあがる場所でもあります。
大切なのは定期的なメンテナンスです!!
こちらも外壁やベランダ同様、リボール式防水で防水塗装をおこないました!
屋上も水糸を使って、水平であるかどうかしっかりみていきましたよ!
タッチアップ、手直し、ライン出し、などなど言葉は様々ですが、美しさを整える点はすべて同じです。
ALC外壁の塗り分けの境目をタッチアップしていきます。
ガタガタになっていた塗装の境目を綺麗にしていきました!
外での作業なので、風や飛来物などの影響が出てきます。
完全に乾く前に出来た小さな穴などをみつけ、埋めていきます。
外壁塗装タッチアップ。マスキングテープをつかって、真っ直ぐなラインを出していきます。
手直しはあとからおこなうため、他の箇所と差が出ないようにしなければなりません。
職人の腕のみせどころです!
その他、浴室床のリフォーム、網戸の張り替えなどをおこなって完工しました!
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