近所に住む施主様が「屋根がそろそろ傷んでるから見て欲しい」「プロに見て欲しい」と依頼されました。
施主様のご自宅は川沿いで平屋がある場所は母屋の北側にありました。川から風が吹いており冬場は特に強い風が吹きます。朝は全く日が当たらず霜が降りやすく現調した当日の午前中も屋根に上げれない状態でした。
激しい塗膜剥離はなかったのですが所々錆びてる箇所がありました。
10年前に塗り替えたらしいのですが施主様は「そろそろ塗り替えしたらいいのか?」と不安がられてたので
こちらからは去年の台風やこの先大雪が積もって中々解けない場所に位置するため塗り替えをご提案させていただきました。
去年のような台風が続くと塩害の影響で建物、特にトタン屋根が痛みやすいです。
あまり傷んでなかったので部分的ケレンでと充分かと思いましたがトタン表面を手で擦って見ると粉のような塗膜が付着するようなので
念には念を入れて全体的にケレンが必要でした。日が当たる場所と日が当たらない場所では塗膜の剥がれも違います。
錆止めは冬場だったので速乾性塗料を使用しました。午後からの施工なので夕方には急に冷え込んでしまい乾きが悪いからです。
まず刷毛塗りで細かいところを押していきます。ローラー仕上げなので細かいとことろは先に塗り残しのないように刷毛で塗っておく必要があります。
このように刷毛塗りで細かいところ押していくと後はローラーで塗装かけていくだけです。
屋根塗装は時間調整が難しいので予め工程をしっかり組み時間をうまく使わなければなりません。
作業途中で中断しなければならい事態も考えなければなりません。
中断しなければなない理由としては天候、材料不足、施主様からのご都合もあります。
中途半端に終えることは次の日の工程も変わってしまい、見た目的にもよくないです。
上塗りは二回行います。実質刷毛塗りで押した細かいところはローラーでも二回合わせて三回施工したことになります。
実は三晃式トタン屋根の急所はそこの部分なんです。だから念入りに塗り耐久性を持たせなければなりません。
やはり午前中は全く霜が降りて仕事にならなかったので、下塗り、中塗り、上塗りは三日かける工程となりました。
仕上がりには施主様も大変喜んでもらいました。
記事内に記載されている金額は2019年02月12日時点での費用となります。
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