「気付かなかった」ところを見つけてくれて、さらに状況を詳しく説明してくれたのが良かったと、弊社に任せてくださいました。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
外壁塗装 サイディング張替え シーリング打ち替え 足場工事 現場調査・点検 軒天張り替え 補助金
使用材料
エポパワーシーラー，シリコンREVO1000-IR（カラーボンドリバーガム）
築年数
26年
ハウスメーカー
アイフルホーム
施工期間
26日間
工事費用
外壁塗装、付帯部塗装、コーキング打替え、サイディング・軒天一部張替え：約160万円
詳しい検査で、当初施主様が気にされていた以上に、傷んでいる個所が多く見つかってしまいました。
塗装やコーキング剤だけで補修できない場所は外壁を張り替えることになりました。
また、町の補助金制度も利用することができました。
では、その点検のようすからお伝えします。
一部にはコケが付着しており、外壁が劣化してすっかり防水機能が無くなっていることが推察されます。
ホコリや汚れではなく、塗膜が劣化してチョークの粉のようになる現象です。
これは外壁の塗膜が劣化して防水機能が落ちてきた最初のサインでもあります。
できればこの現象がみられる段階で、塗り替えを検討できるとベターです。
ひび割れ、剥離が見られました。
劣化したコーキングの隙間から雨水が建物の内部に入り込んでしまう可能性があります。
外壁が傷んでいなくても、コーキングが先に劣化してしまう場合があるので注意が必要です！
ベランダ下の配管周囲には大きなシミが出来ていました。
排水に何か問題が生じている可能性があります！
外壁も軒天も傷みがひどい箇所は張り替えを行い、コーキングは打替えます。
あとは通常の塗装工事を行い、機能回復を図っていきます。
では以下、工事のようすをご紹介していきます。
今回は建物の近くに植栽がありましたので、傷つけないように足場の図面を描いてくれました。
ただ、施工にあたって作業に干渉する場合は剪定をする場合もあります。
撤去したらきれいに掃除をして、マスキングテープで養生をします。
そのあとは外壁や屋根の塗装と同じように、プライマーを塗布してから、コーキング材を充填します。
硬化してしまうとマスキングテープが残ってしまうので、硬化する前にマスキングテープを剥がします。
その後は充分な乾燥期間を設け、塗装作業に移ります。
直射日光が当たらないので、湿気がこもりやすい場所でもあり、カビなどの黒ずみが目立つ前にメンテナンスをしたい場所です。
今回は張り替えが必要な場所もありましたが、他は塗装によるメンテナンスを行いました。
これだけで家を見上げた時に、清潔感があり明るい印象の家になります。
下塗りに使用したのはアステックペイント社の「エポパワーシーラー」です。
しっかりと下地の奥まで浸透し、この後に施工する上塗り材との付着力を向上させます。
これを中塗り・上塗りと2回塗装して仕上げていきます。
一般的なシリコン系の塗料は、耐用年数が10～13年程度のものが多いですが、こちらのシリコンREVOはメーカー発表の期待耐用年数が13～16年です。
最後に上塗りを、下塗り・中塗りと同じようにハケとローラーで丁寧に施工していきます。
この色は「カラーボンドリバーガム」という色で、かすみがかったグリーンです。
いわゆる「くすみカラー」「アースカラー」というような色味で、同じグリーンでも落ち着いた優しい風合いになります。
この塗料は耐候性と低汚染性だけでなく、遮熱性も兼ね備えていますので、暑い夏の日差しの中でも熱を吸収しにくい塗膜を形成しています。
一度軒天を取り外していますので、その際にドレン周辺の点検もさせていただきました。
酷い状態になると、内部にまで水漏れして雨漏りの原因になったり、白蟻の巣になっていたりということもありますので、異変を見つけたらなるべく早めに専門の業者さんにご相談くださいね！
植栽も外壁に干渉しないように剪定し、すっきりとした外観になりました。
弊社ではご予算に合わせたプランをご提案する用意がございます。
またカラーシミュレーションも行っておりますので、金額や塗料、耐用年数や施工場所など、気になっていることは何なりとお話しください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2024年02月15日時点での費用となります。
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