
築50年のお客様から、「だいぶ前に塗装した屋根が、色が落ちてサビが出てきた。古いけど雨漏りはしていないから、葺き替えや大規模な工事は考えていない。塗装をしてきれいにして欲しい」
と、ご相談をいただきました。
現地調査に伺うと、何度か塗装をされてきているので、下地までは痛んでいないようです。
波板は経年により、採光ができないほど劣化していました。
一度もお手入れをしたことがない棟板金は、釘が効かずにガタガタと動いてしまいます。
美観の向上の為に屋根塗装、鉄骨ベランダ・手摺り塗装、明かり取りの為にポリカ波板張替え、棟板金交換をご提案いたしました。
使用材料
ASTEC マックスシールドSi、ポリカ波板 ブロンズ、ガルバリウム鋼板0.35㎜
現地調査の様子です。
トタン屋根の塗装は剥離ていて、所々にサビが出ています。
「前はもっと陽の光が入ったのに、最近は真っ暗…」と、仰っていた波板は、経年により劣化が進み、透明度はほぼ無くなっていました。
鉄骨ベランダや手摺りはサビが出ています。
サビが出ているトタン屋根や、鉄骨ベランダ・手摺りは、塗装をして美観を向上させ、劣化を止める。
暗くなった波板はポリカ波板に張替え。
棟板金は強風で捲れたり、飛ばされる可能性があるので、棟板金交換をご提案しました。
「古い家だけど、きれいにしたいし、波板が明るくなるなら気分も明るくなるね!板金飛んで、ご近所さんに迷惑をかけるわけにはいかないから、全部頼んだよ」と、ご依頼をいただきました。

お隣様の敷地をお借りして、部分的に足場を立てました。
エンジン式の高圧洗浄機を使用して、洗浄します。
汚れやゴミ、旧塗膜を落とします。
下塗り作業の様子です。
トタン屋根、鉄骨ベランダ、手摺りにプライマーを塗布します。
プライマーはさび止め効果の他、下地と塗料を密着させる重要な役割があります。
中塗り作業の様子です。
マックスシールドUを塗布します。ローラーと刷毛を使用します。
上塗り作業の様子です。
もう一度、マックスシールドUを塗布します。
2回塗ると艶・光沢がより出てきれいに仕上がります。
塗装工事完工です。
波板を張替え作業の様子です。
既存波板を撤去すると…横桟下地が腐って折れている箇所がありました。
剥がした波板の下は通路になっているので、ポリカ波板を張って塞がないと、この季節は夕立が心配です。
横桟の交換はサービスさせていただいて、波板を張っていきます。
青い矢印が棟板金です。
ポリカ波板を張り替えました。色はブロンズです。
下地が見えて、下まで陽が入ります。
かなり明るくなりました。
クリア(透明)やブラック等、色々なカラーがありますが、ブロンズは一番人気です!
既存は波板が立ち上がっているだけだったので、「雨が強く降ると、ここから吹き込んでくる」
と仰っていました。
波板を当てていただけなので、吹き込んでしまいます。
ガルバリウム鋼板0.35㎜を加工して、雨が吹き込まないように塞ぎました。
街の外壁塗装やさん深谷店では自社倉庫にベンダー(折り機)があるので、既製品では対応できない箇所も、加工取付けが可能です!
棟板金張替えの様子です。
棟板金も、ベンダーで加工し取り付けました!
ガルバリウム鋼板0.35㎜なので耐久性があり、当分の間はお手入れいらずです!
街の外壁塗装やさん深谷店では、築年数が50年以上のお客さまからのご相談や、お問い合わせを多くいただいております!
既製品では対応できない部材は、熟練した職人により、加工取付けが可能です!
他社さんで、できない…、やったことないから分からない…、対応できない…
と、言われてしまったお客様、是非一度、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください!
記事内に記載されている金額は2025年09月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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