外壁材との剥離や変色が見られるシーリング
まずはご相談いただいたシーリング部分を見ていきます。シーリングはサイディングボードの隙間を埋めるようにして打たれており、今回では明らかに色が変色しているためすぐに位置が分かりました。常に紫外線や雨風の影響を受けるシーリングは年月とともに必ず劣化し、成分に含まれている可塑剤(材料を柔らかくするもの)が表面に出てくると写真のように変色して目立つことがあります。さらに他の劣化症状としてサイディングと剥離してしまい、広範囲に渡って隙間が発生しているのも確認できます。防水や緩衝として外壁材を守っているシーリングですが、雨水を侵入させてしまう状態になると雨漏りの原因になったり、内側の水分から外壁材を痛めさせてしまうことになりますので、経年によって変化が見られ始めたら打ち替え工事をご検討ください。
外壁全体のメンテナンスが必要
実際に傷んでいるコーキングの傍では、サイディングにもひび割れの症状が出ていました。やはりシーリングが本来の役割を果たせなくなっているようですので、放置しておくのは避けたい状態になっています。また、外壁表面を保護している塗膜も複数個所で部分的に剥がれてしまっておりますので、そろそろ塗り替えが必要なほどには劣化が進んでいる様子です。外壁の塗膜は雨水を弾き、紫外線の影響を防ぐことでサイディングを守っていますので、美観の維持以外にも塗装を行う重要性は高いのです。以上のことから、シーリングの打ち替えによる補修を行った後に外壁塗装を実施する工事のご提案をさせていただきました。紫外線による劣化に強い耐久性を誇るパーフェクトトップを使用すると、およそ690,800円~(税込)での料金プランとなっております。実際のお見積もりについては、ぜひ無料点検をご活用いただければと思います。
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記事内に記載されている金額は2022年09月07日時点での費用となります。
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