ひび割れの原因と、それに適した工事内容を考えます
まずは調査の様子です。割れてしまっている箇所を確認してみると、確かに周囲よりも床が軽く盛り上がっていました。原因としては、本来接しているはずのFRP防水層と下地が剥離してしまっているためです。ひび割れた部分の防水層を新しく造り直すこともありますが、今回では下地が全体的に傷んでしまっているため、工事後も別箇所で同じ症状が再発してしまう可能性が高いです。現状で見えている傷みだけを考えて補修するということは、お住いの状態を長く維持していく上で適切とは言えません。そのため、既存のベランダに新たな下地を作成し、そこにFRPでの防水工事を行うこととなりました。FRPは浴槽に使用されていることからも、その防水性の高さが伺えます。せっかく高耐久な防水層を形成するのですから、なるべく長持ちする方法をご提案させていただきます。
FRP防水を形成し、トップコートで紫外線から保護します
木材で下地を新設しました。雨水を排水するための穴(ドレン)が元々ついていますので、塞いでしまわないように下地を加工しています。また、この下地を固定するにはビスを打ちますが、その釘頭や木材同士の継ぎ目はポリエステル樹脂製のパテで埋めていく不陸調整と呼ばれる作業を実施します。凹凸を無くすことでこの後のFRP防水の仕上がりを万全のものにしていくのです。FRP防水は紫外線に弱いため、表面をトップコートで保護する必要があります。FRP防水層を劣化させないためには、定期的にトップコートの塗り替えをオススメいたします。トップコートの塗り替え料金の目安としては、4㎡で76,780円~(税込)となっております。お住いの状態をしっかりと見極め、適した工事内容をご提案させていただきます。
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