そこでお部屋の外側を確認してみると、外壁にはオレンジ色の染みが発生していたため、浸入経路の候補として調査を行いました。オレンジ色の染みは横目地に打たれたシーリングのひび割れを中心として出てきています。建物の状態を確認してみると、内部の柱や梁は鉄骨で造られているとのことでしたので、オレンジ色は錆が流れ出てきていると判明しました。どうやら防水の役割が果たせなくなった横目地のコーキング箇所から雨水が内部に侵入し、鉄骨を錆びさせたりお部屋に染み出てきているようです。コーキングのひび割れは経年劣化によるものでしたので、ほぼ全ての位置で同じように広く隙間が生まれておりました。
解消方法としては、この劣化したコーキングの打ち替え工事が必要となります。2階の高さになると足場も仮設しなければなりませんので、合わせて外壁塗装によるメンテナンスもご提案させていただきました。外壁材も表面を塗膜で覆うことにより雨水や紫外線の影響で傷むことを防いでいますが、築年数が重なると劣化してチョーキング現象が見られるようになります。外壁材に亀裂や反りが発生する前での塗り替えがベストですので、ダメージに気が付く前に無料点検などをご活用いただくことがオススメです。足場を活用するのであれば、屋根塗装と外壁塗装をセットで行うと833,800円～（税込）が目安となっております。
私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス対策としてソーシャルディスタンスを確保するなど、調査時には十分な注意を払っております。どうぞご安心してお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年02月15日時点での費用となります。
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