スレート屋根の塗装は、これまでの汚れや塗膜を高圧洗浄等で落とす作業から始まります。その後塗料を塗っていくのですが、その中の「下塗り」と呼ばれる工程の後でタスペーサーの出番となるのです。
タスペーサーはスレート屋根材が重なり合う部分に差し込む形で設置します。ただ、どのような意味があるかを知らなければ、工事に余計な費用が掛かっていると考えてしまうかもしれません。
また、カッターなどを用いた手作業でも同じような効果を発揮することができるため、タスペーサーの設置がされていないスレート屋根もあり、一見するとタスペーサーが必要ないのではないかと疑問に思われることも当然かと思います。
そこで次では、タスペーサーがどのような役割を果たしているかについてご説明いたします。
そのため、中塗りと上塗りの工程でスレート同士の隙間が塞がれてしまわないよう、下塗りの段階でタスペーサーを差し込み逃げ道を確保しておく役割があるのです。
カッターや皮すきなどの道具を使用することで、塗装が完了した後に隙間を確保する方法です。隙間を作る作業は縁切りと呼ばれており、以前までは縁切りと言えばこの手作業を指していました。
ただ、カッターなどで新しく塗った塗膜を気づつけてしまったり、そもそも手作業で丁寧に行わなければならないため時間やコストが掛かってしまう等のデメリットも存在していましたが、それらを解決したのがタスペーサーです。
タスペーサーの費用は掛かりますが、下塗り後の段階で縁切りを行うため、上塗りまで済ませた後に屋根上を歩き回って汚すような心配もなくなります。
裏側に溜まってしまった雨水は下地材だけでなく、塗膜でコーティングがされていないスレートを内側から傷めてしまいます。野地板等もかなりのダメージが及んでいましたので、今回のケースでは屋根葺き替え工事をご提案させていただきました。
いかがだったでしょうか。スレート屋根の塗装時にタスペーサーが必須な理由をご紹介してきましたが、実際に施工してくれるか不安という場合には相見積もりを取ることがオススメです。複数の業者に話を聞き、タスペーサーの有無について質問をしてみると良い工事をしてくれるかの判断材料になります。
私たち街の外壁塗装やさんではタスペーサーを塗装時に設置しており、屋根塗装工事の費用の目安は税込415,800円～となっております。まずは塗装が必要な状態か知りたいというご相談でも大歓迎ですので、無料点検をぜひご検討ください。
記事内に記載されている金額は2023年06月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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