まずは、「目地」について少しおさらいしてみましょう！
目地というのは外壁と外壁の間などの、部材と部材の間にできる継ぎ目や隙間のことです。
レンガ積みであったり、コンクリートブロックの塀などの継ぎ目をイメージしていただけるとわかりやすいかもですね。
国内で最も採用されている外壁材「窯業系サイディング」は工場で生産される外壁ボードを組み合わせて外壁材が造られるため必然的に目地が発生します(#^^#)
そうした目地に打ち込まれるのが、シーリング（コーキング）です！
目地に施されたシーリングは、建物全体でみると外壁材や屋根材に比べ存在感のあるようなものではありません！
「あまり重要では無いのでは(・・?」と思われがちです。
しかし目地には「防水」「緩衝材」の２つの重要な役割があり、劣化進行は大きなトラブルを招くリスクとなります。
まず、もしシーリングが施されていない場合、目地の隙間から雨水等が浸入してしまうことで雨漏り被害に繋がってしまいます。
目地の隙間にシーリングが施されることで、隙間からの浸水が防がれています(#^^#)
また、シーリングは防水性を備えつつも柔軟性・弾性にも優れた素材です。
その為、地震発生時などの揺れを吸収する事で、外壁材同士に掛かる力を逃がす緩衝材としての役割も担っています！
こちらは目地の拡大写真です。劣化の進行により、ひび割れが発生しています(>_<)
シーリングが劣化する大きな理由となるのが、紫外線の影響です！
長時間紫外線に晒され続ける事で劣化が進行し、硬化・ひび割れ・剥がれなどの症状が発生します。
このように劣化してしまった目地は古い輪ゴムのようにぼそぼそパサパサしたような伸縮性の感じられないゴムと同じような状態になっており、無理な力が加わってしまうとちぎれてしまう性質に変化してしまっています。
また、指で触れてみて表面に粉が噴いている場合も目地が劣化し始めているサインです。
上記の様な症状が発生している場合はシーリングの劣化が進行している可能性が非常に高い状態です。
まずは専門業者・施工会社へ相談してみましょう！
記事内に記載されている金額は2024年11月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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