

前回の記事では高圧洗浄と近隣配慮を解説しました。今回は続編として、RC集合住宅の目地シーリングを2日工程で行うポイントを、材料選定と断面設計の観点から整理します。街の外壁塗装やさん水戸店
取手市は河川と台地が交差する地形で、RC集合住宅が点在。強風や雨の吹き上げ、川霧による湿潤環境でシーリング劣化が進みやすい傾向があります。藤代・戸頭・守谷など周辺地域でも、洗浄→シーリング→養生→塗装の順守が長寿命化の鍵です


今回の位置づけと目的
高圧洗浄で汚れと脆弱層を除去した直後に、目地シーリングを適切な断面で復元するのが今回の主題です。RC集合住宅では目地量が多く、工程管理と乾燥時間の確保が品質を左右します。断面確保と密着管理を最優先に進めます。 施工写真・含水率・プライマー種類を記録し、検査で確認。住戸動線と作業時間を明示して、安心と品質の両立を図ります。

サイディングは撤去打替えが原則
窯業系サイディングの既存シーリングは、劣化材を撤去し、バックアップ材・ボンドブレーカーで二面接着を守って打替えます。増し打ちは断面不足や三面接着のリスクが高く、耐久性が確保できないため基本は不採用とします。 施工写真・含水率・プライマー種類を記録し、検査で確認。安心と品質の両立を図ります。
ALC外壁は増し打ち可の理由
ALC目地は幅・深さが確保されやすく、既存上からの増し打ちでも所定の断面が取りやすい構造です。既存の健全度を確認し、必要に応じて目荒し・清掃後にプライマーを適正塗布。動きに追従する弾性シーリング材で充填します。 施工写真・記録で根拠を共有し、品質可視化と合意形成を徹底します。
2日工程の考え方
初日は清掃・目地内乾燥の確認、必要箇所の撤去・バックアップ材調整、プライマー塗布ト部分打設までを実施。含水が高いと密着不良を招くため、サーモカメラで確認し、日射・風向きも考慮。作業後は養生で防塵・接触防止を行います。 施工写真・記録で根拠を共有し、品質可視化と合意形成を徹底します。
2日工程の考え方
2日目は増し打ち/打替えの本充填。規定のガン角度と送り速度で連続充填し、ヘラで圧着・均し。目地端部の気泡や段差を除去し、所定の仕上げ寸法を確保。表面皮張り後は通行可、完全硬化まで振動と水濡れを回避します。 施工写真・記録で根拠を共有し、品質可視化と合意形成を徹底します。最後までお読みいただきありがとうございます。街の外壁塗装やさん水戸店は、取手・藤代・戸頭エリアで集合住宅の下地から仕上げまで一貫対応。ご相談は フリーダイヤル0120-57-4116 まで。

材料・道具と品質管理
ノンブリードウレタンシーリングを採用し、相性の良いプライマーを選定。温湿度・露点を管理し、オープンタイムを遵守。ガン・ノズルは定期交換、試し打ちで吐出量確認。記録票に目地延長・充填量・ロットを残します。 施工写真・記録で根拠を共有します。
単層弾性仕上げとの組み合わせ
目地の動きに追従する弾性塗膜で外壁全体の防水ラインを上書き。ALCは増し打ち+単層弾性で、シーリングと塗膜の二重防水を形成。ブリード抑制・付着性など塗料適合性を事前確認し、仕様書に反映して施工します。 品質を可視化します。
次回予告:養生と塗装工程へ
シーリング完了後は、サッシ・床・共用部の養生を丁寧に行い、飛散と臭気の影響を最小化します。次回は養生の考え方と、下塗り〜中塗り〜上塗りの流れ、集合住宅ならではの動線配慮や工程分割のコツを解説します。 品質を可視化します。記事内に記載されている金額は2025年08月31日時点での費用となります。
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