



通路側パイプシャフトのドア塗装
共用廊下に面したパイプシャフトのドアは、クリンマイルドシリコンで仕上げました。錆の発生が見られた箇所は、養生前に錆止めを入れてあったため、この日は上塗り中心の施工です。鉄部は小さな錆でも進行すると強度を損なうため、早期処置と定期的な塗り替えが欠かせません。外壁完了後の細部工事として、まずは住環境の安全に直結する箇所から着手しました。


各戸の玄関ドア塗装
住人が毎日必ず手に触れる玄関ドアは、塩ビ巻鋼板製。ここでは専用塗料であるIP硬質塩ビコートSiを採用しました。プライマーを使用せず、上塗りを2回行う仕様です。通常の塗料では密着不良を起こす可能性がありますが、専用材を選ぶことで長期にわたり美観と耐久性を保てます。玄関は入居者にとって建物の顔でもあり、色艶や質感が全体の印象を左右する重要なポイントです。


鉄骨階段の塗装開始
鉄骨階段はすでに下地処理と錆止めを終えていたため、この日は着色作業に入りました。階段は日常的に人の出入りで摩耗が激しいため、通常よりも塗膜の厚みを意識して塗布しています。見た目を整えるだけでなく、錆の再発を防ぐことが大きな目的です。安全に直結する部位のため、仕上げ精度にも細心の注意を払いました。


通路床の清掃・下地処理
仕上げに向けて、通路床の清掃と下地処理も同時に実施しました。床面は埃や砂が堆積しやすく、そのまま塗装すると密着不良や剥離の原因となります。高圧洗浄に加え、手作業での拭き取りを丁寧に行い、次工程での防滑塗装や仕上げがスムーズに進むように準備しました。歩行安全性を高めるための大事な工程です。


記事内に記載されている金額は2025年10月08日時点での費用となります。
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