



見積もり内容 シート防水トップコート2回塗
当初のご提案内容は、既存のシート防水を活かしながらトップコートを2回塗布して防水性能を維持するという工法でした。比較的コストを抑えつつ、既存の防水層を延命させる一般的な方法です。オーナー様にもご納得いただき、工事計画はスタートしました。


実際の施工:水性アトレーヌによる防水層形成
ところが現場では、当社職長が指示書を十分に確認しておらず、予定の工法ではなくアトミクスの水性アトレーヌで施工を始めてしまうハプニングが発生しました。手順は以下の通りです。
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ウレタンプライマーを塗布
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防水層となる主材を3回塗り重ね
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最後にトップコートを施工
これはシート防水のトップコートよりも工程数が多く、材料費・人件費ともにかかる仕様です。


会社は赤字…しかし建物はグレードアップ
施工が進んでしまった以上、途中で切り替えることはできず、そのまま水性アトレーヌによる防水工事を完了しました。結果として会社としては見積もりよりもコストが膨らみ、赤字対応となりました。
しかし、防水層を新たに形成する仕様になったことで、建物としては当初の予定よりも高グレードの防水性能を獲得できました。オーナー様にとっては、将来的なメンテナンス負担を軽減できる点でプラスの結果となりました。
今回の屋上防水工事は、施工計画から外れた「職長のチョンボ」によるイレギュラーな工事でした。しかし、最終的には建物の防水性能を高める結果となり、長期的なメリットにつながりました。施工会社としては反省すべき点ですが、オーナー様にとってはむしろグレードアップとなる一件でした。
「街の外壁塗装やさん 水戸店」では、外壁塗装や屋根工事に加え、防水工事も幅広く対応しております。ご相談は フリーダイヤル0120-57-4116 までお気軽にどうぞ。
記事内に記載されている金額は2025年10月08日時点での費用となります。
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