今回の記事では、付帯部の塗装についてご紹介します。
付帯部とは外壁と屋根以外の建築部材のことを総称する言葉になります。
軒天、雨樋、庇、水切など細かな部材が家屋にはたくさん付属して、それぞれが家屋を守るために様々な役割を持っています。
軒天は、別記事でご紹介していますので、今回は『雨戸』『霧除け』『雨樋』の3つの部材の塗装について、ご紹介していきます。

まず、雨戸の塗装です。
金属製の雨戸のため、塗装の前にケレンと呼ばれる下処理を行ってから下塗りに移りました。
下塗り剤にはエポキシ系のサビ止めを使用しています。
サビ止めを下塗り剤として使用することにより、トップ剤の密着性を上げるだけでなく、雨戸の金属下地にサビが付着することを防いでくれるようになります。
塩害が気になるということだったので、潮風によって腐食が起きないようにしっかり細かい部分まで丁寧に塗装します。

下塗りが終了したあと、上塗りとしてトップ剤を2回塗布します。
同じ塗料を複数回使用することで艶のある仕上がりになりました。
トップ剤が乾燥したら、もとの位置に戻し、施工は完了です。

霧除けの塗装です。
開口部の上部についている小さな庇のことを霧除けと呼びます。
こちらも、金属製の部材のため防サビ効果のある塗料を使用し塗装を行いました。

雨樋の塗装の様子です。
塩化ビニル樹脂でできた雨樋のため、美観のための塗装になります。
劣化により破損が起こっている場合は、塗装ではなく雨樋自体の交換をご提案させていただくこともあります。
記事内に記載されている金額は2019年08月31日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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