足場は、作業員の安全を確保するとともに、完成後の適切な品質を得るため、塗装漏れのない確実な施工を行うことも目的のひとつです。
足場が組み上がったら、周囲にネットを張ることで、高圧洗浄水や塗料などの飛散を防止します。
そして、足場が完成した状態の「見た目の美しさ」も、いい仕事をするうえで重要な要素となります。
屋根勾配が比較的大きいので、安全に作業を行うために、単管の足場と軒先の作業床を設置しています。
ちなみに、厚生労働省による「足場先行工法に関するガイドライン」でも、屋根勾配が6寸（約31度）を超える場合は、安全を確保するための屋根足場の設置が推奨されています。
また、屋根足場は、安全性だけでなく、自由に移動して作業を行うなど、効率を高めるうえでも必要です。
このように、屋根の形状など、現場の状況に合わせて必要な環境をつくることも、適正な品質を得るための重要なポイントとなります。
高圧洗浄で、汚れや古い塗膜、チョーキングなど、長い時間をかけて壁に付いてきた不純物をきれいに洗い落とします。
不純物のない下地面に塗装することで、新しい塗膜は強力な付着性を発揮することが可能となります。
足場の設置と高圧洗浄作業の後は、劣化したコーキングの打ち替えなどの処理を行って塗装工程へと移行していきます。
次回のブログからも、工事の流れに沿ってご紹介していきますので、ご期待ください。
街の外壁塗装やさん飯田・伊那店では、屋根および外壁塗装工事について、現場の状況に応じてベストな提案をいたします。
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