この劣化が進んで傷んでいる外壁に対し、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りにより、塗装工事を行っていきます。
まずは、下塗りからです。
下塗りの塗料には、アステックペイント社の「エピテックフィラーAEⅡ」を使用しています。
「エピテックフィラーAEⅡ」は、ひび割れなどの凹凸がある下地を整える、優れた下地調整機能を発揮するので、今回のような傷んだモルタル外壁には非常に適した下塗り材となります。
また、この後に行う、中塗りや上塗りと、下地面とを強力に付着させる効果が期待できる点も、この塗料の魅力です。
下塗りが乾燥した後には、中塗りです。
中塗りの塗料には、同じくアステックペイント社の「シリコンREVO1000」を使用しています。
「シリコンREVO1000」は、優れた耐候性や低汚染性、遮熱性など、外壁塗装に使用する塗料には備えておきたい機能を発揮する高性能塗料になります。
また、弊社においては、塗料に防カビ剤を添加して塗装工事を行っているので、今回のようなカビの発生しやすい環境でも、長期間にわたって抑制効果が期待できるでしょう。
中塗りが乾燥した後には、「シリコンREVO1000」を使って、さらに上塗りを重ねて仕上げます。
外壁色には、「ニュートラルホワイト」という、若干アイボリーがかった白系の色を採用しています。
和風住宅の雰囲気にもうまくマッチし、とても明るく、そして上品で落ち着きのある外観となって仕上がりました。
また、今回のメンテナンスでは、モルタル外壁以外の付帯部への塗装や、瓦屋根と板金屋根の間に詰めているモルタルの補修なども行っています。
なお、これら工事の様子については、次回のブログにて詳しくご紹介したいと思います。
記事内に記載されている金額は2024年03月18日時点での費用となります。
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