また、破風板にも塗装を行うので、洗浄を行ってきれいにしています。
洗浄が完了した後は、しっかりと乾燥させてから塗装を行うことも重要なポイントとなります。
この乾燥養生が適切に行われないと、塗料の付きが悪くなり、完成後に剥がれなどの不具合を起こす原因となるので、注意が必要です。
モルタルや漆喰は、もともとひび割れやすい素材であり、ヘアークラックであれば大きな問題はないとされています。
しかし、規模の大きなひび割れは、雨水が入り込むなど、構造へのダメージにも関わる恐れがあるので、適切な補修を行わなくてはなりません。
ちなみに、ヘアークラックとは、一般的に、幅0.3ｍｍ以下、深さ4ｍｍ以下の微細なひび割れのことをいいます。
ひび割れ補修が完了しました。
また、この後に続く塗装工事では、柔軟性があり、厚みをつけた塗膜をつくれる微弾性フィラーを用いた下塗りを行っています。
そのため、建物の動きに追従し、微細なひび割れであれば表面化しにくい塗膜をつくれるようになります。
なお、次回のブログでは、塗装前の養生と微弾性フィラーを用いた下塗りの様子について、ご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
記事内に記載されている金額は2024年04月22日時点での費用となります。
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