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今回は岡谷市田中町で施工した外壁木部塗装の様子をご紹介します。1F部分が木の外壁、2F部分がモルタルの櫛引模様といったデザインのお家で、その1Fの木部と幕板、一部窓枠が木製だったのでその窓枠、ベランダ、ウッドデッキとお家の木部はすべて塗装しました。使用した塗料は防腐、防カビ、防虫効果、撥水作用のある浸透性溶剤塗料、和信化学工業株式会社のガードラックProです。壁木部は元の色と同じブラック、幕板やウッドデッキなどはチーク色を採用しました。
まずは1F外壁木部の塗装です。木に浸透させて保護する塗料なので粘性があまりありません。水のようにシャバシャバした塗料です。これをローラーで塗ると周囲に飛び散って汚れてしまうので、刷毛で丁寧に塗っていきます。劣化が激しいところは塗料をどんどん吸っていきます。
広い面は大き目の刷毛で、板間の隙間には隙間用の刷毛を使って塗り残しなく塗っていきます。一般の方がご自分で塗る場合はこのように道具を使い分けることはあまりないのではないでしょうか。職人は刷毛を3種類持って適材適所道具を使い分けています。プロの仕事だと思います。
黒い部分が塗り終わりました。塗料が木に染み込まなくなるまで2回塗りで仕上げました。
同様に幕板、ベランダもガードラックProを2回塗りで塗装しました。色はチークです。
こちらはウッドデッキです。同じように丁寧に塗っていきます。ウッドデッキやテラスは外壁よりも劣化していたので、塗料をどんどん吸い込みます。たっぷりと塗料を入れて2回塗りました。
せっかく足場を架けたので屋根の点検も行ったところ、さびが出たり、変色褪色していたので屋根塗装も一緒にやらせていただきました。カラー鉄板一文字葺きの屋根で、使用して塗料は関西ペイントのスーパーシリコンルーフ2液タイプ、弱溶剤の塗料です。硬化剤を混ぜて使う塗料で表面の高度が上がるので、寒暖差の激しい長野県の屋根には最適な寒冷地仕様の塗料です。
仕上がりにお施主様も大変満足されていました。
記事内に記載されている金額は2020年04月15日時点での費用となります。
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