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今回は諏訪地方の別荘のオーナー様から外壁塗装のご相談があり下見に行ってきましたのでその様子を報告したいと思います。オーナー様は県外の方なのでこのご時世こちらにお越しになるのは難しく、下見、調査の詳細をメールでご報告する形を取らせていただきました。
外壁材は窯業系サイディング、セメントと繊維質を混ぜて板状に整形したおなじみの材料です。塗装とシーリングで防水性を維持している材料ですが、一番劣化しやすいところでもあります。このお家の塗装とシーリングはどうでしょうか?
いつもの通り最初はチョーキングのチェックです。一番わかりやすい塗膜劣化のチェック方法で、手で触ってみて粉状の汚れが付くかどうか確認します。
御覧の通り指先のべっとりと粉状の汚れが付きました。塗料の中の色の成分、顔料が浮き出たものです。
サイディングのボード間の目地に打つシーリングの劣化チェックです。ボードとボードのつなぎ目から水が入らないようにゴム状のシール材を打ちます。劣化するとひび割れ、剥がれ、痩せなどの不具合が生じます。
御覧のように劣化が激しくボロボロになっていました。防水性はもうほとんどないに等しいです。
塗膜の剥がれているところもありました。築30年ほど経っているそうで、その間ほとんどメンテナンスはしてこなかったということでした。ボードの損傷までには至っていなくて良かったという状況です。
別荘地特有の被害だと思います。軒裏にキツツキの穴が数カ所開いていました。ボードでふさいでから塗装すればいいと思います。
この後ご契約いただき、工事させていただくことになりました。
記事内に記載されている金額は2020年05月07日時点での費用となります。
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