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今回は塩尻市大門で行うサイディングのカバー工事の前の、付帯塗装の様子をご紹介します。雨樋や破風、軒天などサイディングを貼る前の塗装工事となります。その中で軒天塗装の様子です。
軒天の状態が良ければ通常は1回ないし2回の塗装で済むのですが、このお家の軒天は旧塗膜が剥がれていて、このままでは塗り替えできないので、旧塗膜を全部除去して下塗りをしたあと、軒天用塗料を2回塗りました。
処理前の軒天の様子です。高圧洗浄で落とすだけ落とした後、スクレーバーというヘラのような道具で削り落とします。
黄色い柄の道具がスクレーバーです。旧塗膜を根気よく削っていきます。ケレンという作業です。素地のボードに傷がつかないように慎重に削っていきます。下にビニールやブルーシート、メッシュシートなどで養生しましたが、削り落とした旧塗膜は多くが地面に落ちてしまいました。この後その落ちた旧塗膜の掃除が大変でした。掃除が大変なのは予想できたたので、できればやりたくない作業でしたが、きれいな仕上がりのためにはその労力も惜しまずかけました。
ケレンで旧塗膜をすべて除去したら下塗りを行います。下塗りはSK化研のミラクシーラーエコです。浸透性の下塗り材で塗料と基材の密着性に優れた下塗り材です。
元の軒天とは見違えるほどきれいになりました。この後雨樋や破風などほかの付帯物の塗装をして、サイディングの重ね張り工事が始まります。歓声が楽しみです。
記事内に記載されている金額は2020年05月29日時点での費用となります。
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