市原市国分寺で店舗兼ご自宅にお住まいのお客様は、大きなバルコニーが2階にあり以前から雨漏りが生じており、色々な業者さんに補修工事をしてもらっていたものの、雨漏りが改善されず、長くお悩みになられていました。
何度も雨漏りの原因を調べてもらい、修理を繰り返していても雨漏りが再発してしまう事に、非常にお困りになっていたそうです。近くに防水屋さんを知らない事から、色々ご自身で調べていた所私達、街の外壁塗装やさんを見つけ、神にすがる思いで連絡したそうです。
雨が降ると確実に特定している場所に雨漏りが生じてしまうとの事でしたが、雨が降らない時にエアコンの排水がドレインに流れていたそうですが、雨漏りが生じたとの事で、場所の特定ができたそうですが、業者さんは全て壊さないと原因がわからないとの事や、高額な見積もりを提示されてしまったりと困惑していたそうですが、唯一現調に来た担当者がしっかりと話を聞いてくれご自身が納得行く提案をしてくれたそうです。
市原市国分寺にお住まいのお客様は、ご自宅の二階に大きな
インナーバルコニーがあり以前から雨漏りが生じてしまいとてもお困りになっていました。
いろいろな業者さんが今まで修理を雨漏りが生じるたびに工事してくれたそうですが、雨漏りが止まる事はなかったそうです。
ご自身で色々と調べてみると私達、街の外壁やさんのホームページを見てこれなら止める事が出来るのではないかと思い、お問い合わせをして頂きました。
一階が店舗となっており雨漏りが生じていると大変困ってしまう事から、早急に直してもらいたいと問い合わせた所、早い段階で調査してもらい、少し安心したそうです。
まずは
現地調査をして、現状を把握したいところでしたが、雨漏りが生じやすい場所には全て業者さんが補修工事をしており、何処が原因か特定が困難になっておりました。
今までの業者さんは外的な部分を全てコーキングで補修してあり、これでは特定が難しいと感じていた所、お客様のお話しでは雨が降っていない日にエアコンの排水水がドレインに達した時に室内に雨漏りが生じたとお話を頂き周辺防水か、ドレインが原因と判断が付きました。
既存の
防水はシート防水になっており劣化はしてきていましたが、大きな損傷も無かったのですが、シート防水の上に
FRP防水も部分的に施工しており、補修工事としてはあまり行ってはいけない防水方法でした。
色々雨漏りの要因が他にもありましたが、今回はドレイン部分を補修して観て雨漏りが止まれば確実性が上がるとの事で、改修ドレンを使用して部分補修工事になりました。
既存周辺の防水を剥がしてみるとシート防水ドレインがとても短く入っている事から継ぎ目から雨漏りが生じていたと確認ができました。
今回は横出し用改修ドレインを使用して、ジャバラホースが長く住宅街に直接雨水を流す事により室内に雨水が入り込まない様にいたします。
この方法で直らない場合は、表面上の雨水が原因ではないと判断されるためだからです。
確かにシート防水なので、小さな亀裂があると雨漏りが生じる可能性がありシート裏側の原因が確定されます。こう言った場合は全ての床面を防水工事をしないといけなくなり、大きなバルコニーでしたので200万円以上メンテナンス工事にかかってしまう事となってしまう為、むやみに工事して高額な金額を掛けても、確実な雨漏り原因を特定しないと無駄な工事となってしまう可能性があるためです。
今回使用したウレタン防水材は、ダイフレックス製エバーコートZERO-IHと言う防水材です。主剤と硬化剤の混合攪拌をする必要がないため、2成分形ウレタンで起こる配合ミスや攪拌ミスなどが発生しにくく、施工ミスが軽減されとても信頼できる防水塗膜となります。
配水ドレンに改修用のドレンの設置を行います。雨水を流すための管と鉛で出来た部分的な床の形状が一体化したものになります。改修ドレンの床との接着面にはコーキングを充填し、その廻りに強化メッシュを設置し、ここまでは新規ウレタン防水を行う事前作業になります。
ウレタン防水の一回目塗布を致します、ウレタン防水は2層塗布いたしますが、一回目のウレタン防水が乾くまで時間を空けないと、二回目ウレタン防水が出来ません。
防水工事は、外壁などの塗装工事と同様で塗料を塗布後はしっかりと乾燥させてから次の固定を行い、塗膜を形成することが重要です。工程進めていき防水塗膜の作っていきます。ウレタン防水を2層行った後は、保護となるトップコートを施しすべての工程が完了になります。
全工程が全て終わり改修ドレイン工事が完成しました。何度も何度も修理しても治らない雨漏りでしたが、これで雨漏りが止まれば心配事が無くなるとお客様にも安心できるとの事でした。
原因を追究しないで工事をしてしまい繰り返しの工事となってしまう事から確実な雨漏りを止めるには、雨漏り原因を追究してから工事をしないといけません、今回場所の特定を限定する簡易工事となりましたが、いずれすべての防水工事をしないといけない時期も近い事から、大きな工事をする前に原因を確実に追究いたしましょう。
追記 2023年8月17日 部分補修で雨漏りが解消、全体のメンテナンスを検討
お客様のベランダは大きなベランダとなっています。元々、シート防水になっており住宅も店舗兼と言うご自宅なので、雨漏りが発生した時などは、すぐに治してもらえるもと考えていたそうですが、色々業者さんに手掛けてもらったそうですが、なかなか改善しなかったそうで、非常にお困りになった経験上今回は少しでも不安がある場合は事前にメンテナンスをしておこうと考えるようになったそうです。
以前弊社で部分的に防水処理をして現在はやっと雨漏りが無くなり非常にお喜び頂きました。今まで色々と雨漏り業者が修理してもらい完全に雨漏りが止まることが無かった為、今回はしっかり直してもらった実績がありますので、全体のメンテナンスを検討しているとの事でご連絡を頂きました。
今回、前回工事した定期点検を兼ねて、全体のメンテナンス防水を検討しているとの事で、改めて調査致します。雨漏りは現在無いと言う事でしたが改めて調査して行ったところ、掃き出し窓の敷居部分に少々亀裂が入っていました。雨漏りが生じていなくても亀裂からシート裏に雨水の浸入の可能性があります。シート防水はゴム製なので水を通さないのですが、その反面シート裏に入り込んだ形跡が分かりづらく表面に現れない場合が多くあり、雨漏りが生じてから築くことが大半になります。特にシートとほかの建材の取り合いが経年劣化で剥がれることが多くありますので防水工事は早めに検討する事をお勧めいたします。
記事内に記載されている金額は2023年08月18日時点での費用となります。
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